料理研究家・藤井恵さんのおすすめ! 厚揚げ&緑黄色野菜で栄養たっぷりおかず

気温が少しずつ上がってくると、上着を脱いだ時の体型が気になってきますよね。ダイエットをしなくてはと思いつつ、できるだけ食事を我慢したくない…そんな時に頼りになるのが「厚揚げ」です。
大豆加工食品の厚揚げは、植物性たんぱく質が豊富で低糖質。それでいて食べごたえがあるので、ダイエットにうってつけ! 大豆イソフラボン、ビタミンやミネラル、食物繊維などの栄養もとれます。
下ごしらえの必要がなく、火通しされているから調理がラクチン&時短にもなる優れものです。
そこで今回は、管理栄養士でもある料理研究家の藤井恵さんに、栄養たっぷりの厚揚げレシピを教わりました。

レシピを教えてくれたのは
藤井恵さん
料理研究家。管理栄養士でもあり、2人のお子さんを育てた経験を生かした、家族に喜ばれる作りやすいレシピが大人気。Instagramでも栄養たっぷりの料理を発信中。
Instagram@fujii_megumi_1966
厚揚げとにんじんのチャンプルー

<炒めものに>
チャンプルーは、豆腐ではなく厚揚げで作れば、水きりいらずでスピーディー! 厚揚げは手でちぎり、せん切りにしたにんじんと合わせ、食感の違いを楽しみます。
【材料・2人分)】
厚揚げ...1枚(約300g)
溶き卵...2個分
にんじん...1本
削りがつお...小2袋(約6g)
A
・砂糖、塩、しょうゆ...各小さじ1/2
ごま油、サラダ油
【作り方】
1 にんじんは5cm長さのせん切りにし、厚揚げは一口大にちぎる。
2 フライパンにごま油大さじ1/2を中火で熱して厚揚げを並べ、少し色づくまで両面を焼いていったん取り出す。
3 同じフライパンにサラダ油小さじ1を足して中火で熱し、にんじんを入れて少ししんなりするまで炒める。2を戻し入れ、さっと炒める。
4 Aと、削りがつおを少々残して加え、味がなじむまで炒める。溶き卵を回し入れてざっと炒め合わせる。器に盛り、残りの削りがつおをのせる。
*1人分365kcal/塩分2.0g
厚揚げと小松菜の治部煮(じぶに)

<煮ものに>
厚揚げに粉をまぶして煮ると、煮汁にやさしいとろみがついて、厚揚げのやわらかな食感と抜群の相性に。
【材料・2人分)】
絹厚揚げ...2枚(約300g)
小松菜...1わ(約200g)
しめじ...1パック(約100g)
A
・だし汁...1と1/2カップ
・みりん...大さじ2
・しょうゆ...大さじ1
・酒...大さじ1/2
・塩...小さじ1/4
おろしわさび...適量
小麦粉
【作り方】
1 小松菜は5~6cm長さに切り、しめじはほぐす。厚揚げは縦1cm幅に切る。
2 フライパンにAを入れて中火にかけ、煮立ったら厚揚げに小麦粉を薄くまぶして加える。
3 再び煮立ったら、しめじ、小松菜を順に加え、ふたをして3~4分煮る。器に盛り、わさびをのせる。
*1人分259kcal/塩分2.3g

普通の厚揚げでも、よりなめらかな口当たりの絹厚揚げでも、お好みのほうを使ってOKです。
「厚揚げに、緑黄色野菜を組み合わせると栄養価がアップし、彩りもよくなりますよ」(藤井さん)
レシピ考案/藤井 恵 撮影/木村 拓 スタイリング/浜田恵子 栄養計算/スタジオ食
編集・文/singt
Information
レシピ関連はここから
詳しいレシピはこちら!<レタスクラブ ’25 3月号より>

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