撮影:岡本真直
バジルの特徴
強い香りが特徴のシソ科の香草。イタリア語ではバジリコ、フランス語ではバジリクといい、ヨーロッパでは「ハーブの王様」として親しまれています。
日本には、江戸時代に中国から入ってきました。
品種は幾つかありますが、一般に多いのはスイートバジルです。
トマトととても相性がよく、トマトソース、パスタ、ピザ、サラダに、また、肉や魚の料理にも使います。オリーブ油などと一緒にペースト状にしたジェノバペースト(イタリア語でペスト・ジェノベーゼ)は、イタリア地中海地方の料理には欠かせません。
タイなどの東南アジアや台湾でも、炒めものやカレーなどに使われます。
水につけるとゼリー状の物質で覆われる種子(バジルシード)は、デザートなどに。
金気を嫌うので、包丁で刻むより手でちぎったほうが、風味が損なわれません。
バジルの選び方ガイド
緑色が鮮やかで、葉先までピンとしたもの、あまり育ちすぎていないものを選びましょう。
しおれるのが早いので、購入後、もしくは、摘んだあとは、なるべく早く使うようにして。短期間の保存は、ポリ袋に入れて冷蔵庫で、大量に長期間保存するなら少量の塩をふって油漬けに。
乾燥させたものも市販されていますが、香りは生が一番です。
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