わかめの基本の扱い方

わかめ
撮影:貝塚 隆
基本情報 栄養 扱い方

種類と特徴

わかめの種類

「生わかめ」(画像中)は、“生”と表示されていますが、ほとんどは一度湯通しされてすぐに食べられる状態のもの。
「塩蔵わかめ」(画像右)は、保存性を高めるために塩をまぶしたもの。塩を落として軽くもどしてから使います。
「乾燥わかめ」(画像左)は、乾燥加工され、塩蔵よりもさらに保存性が高く、また、生わかめをそのまま乾燥させた素干しわかめ、草木灰をまぶして乾燥させた灰干しわかめや、細かく裁断されたカットわかめなどさまざまな種類があります。水にもどすと約8〜10倍に重量が増えるので分量を加減して使いましょう。

わかめの種類と特徴(わかめの種類の画像

基本の扱い方

塩蔵わかめを戻す(1)

塩蔵わかめは水で洗って塩を落とします。

わかめの基本の扱い方(塩蔵わかめを戻す(1)の画像
塩蔵わかめを戻す(2)

両手で水を絞ります。この間にほぼもどるので、このあとで水にひたさなくても大丈夫。完全にもどってない場合は、5分ほど水に浸します。逆に浸水時間を長くとりすぎると、食感が損なわれるので注意して。

わかめの基本の扱い方(塩蔵わかめを戻す(2)の画像
乾燥わかめを戻す(1)

一口大に切って乾燥してあるので、もどしたらそのまま使えます。みそ汁に入れるときはもどさず乾燥のまま、みそを溶き入れたあとに加えればOK。

わかめの基本の扱い方(乾燥わかめを戻す(1)の画像
乾燥わかめを戻す(2)

もどすと量が約10倍になるので、分量には注意。2人分なら「ひとつまみ」が目安。

わかめの基本の扱い方(乾燥わかめを戻す(2)の画像
熱湯にくぐらせる(1)

塩蔵、乾燥ともに、さっと湯通しすると、色が鮮やかになり、歯ごたえも増し、戻しただけよりも、保存もききます。湯に通すときは手早く。わかめを菜箸ではさんだまま熱湯にさっとくぐらせる程度でOK。

わかめの基本の扱い方(熱湯にくぐらせる(1)の画像
熱湯にくぐらせる(2)

すぐに冷水にとり、冷えたらしっかり水をきります。鮮やかな緑色になり、歯ざわりのよさも保てます。

わかめの基本の扱い方(熱湯にくぐらせる(2)の画像
茎があるときは除く

葉の中央にある茎はかたいので、除いて使いましょう。切り離した茎も刻んであえものなどに使えます。春ごろまでの生わかめの茎なら、やわらかいので、一緒に調理しても。

わかめの基本の扱い方(茎があるときは除くの画像
食べやすい長さに切る

切るときは細くまとめ、長いものはたたんで長さを揃えると切りやすくなります。

わかめの基本の扱い方(食べやすい長さに切るの画像

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