今まで無駄にしてしまった芯と茎に懺悔したい…わが家に革命を起こしたブロッコリー丸ごと活用レシピ
こんにちは、ユーラシアです。
唐突ですが私には懺悔しなければならないことがあります。
それは、今までブロッコリーの芯や茎をなかなかうまく調理できず
結構無駄にしてしまっていたのではないかということ……。

過去に何度か「ブロッコリーは芯も茎も食べられるよ!」という情報を目にして調理してみたこともあるのですが、どうもおいしく作れなくて……
(確か塩胡椒で炒めたのですが、青臭くて家族からも不評で……)。
ずっしりとした芯を丸々捨てることを心苦しく思いながらも、うまく活用することができずにいました。
そんな折、レタスクラブ10月号に「ブロッコリーってすごい!」という特集が。
茎や芯や葉にも栄養がたっぷり含まれているので、丸ごと食べればビタミンや食物繊維をたくさん摂れるそう。
もしブロッコリーが丸ごとおいしく食べられるなら、それは我が家にとってはもはや革命……!
そう思いながら、料理研究家の小田真規子先生によるレシピに挑戦してみることに。
(小田先生のレシピ本、何冊も持ってます!)

<まるごとブロッコリーととりの甘辛しょうゆ煮>
<材料・2〜3人分>
ブロッコリー……1個(約300g)
とりもも肉……1枚(約250g)
しょうがの薄切り……1かけ分
にんにくの薄切り……1片分
甘辛だれ
・しょうゆ……大さじ3
・砂糖、みりん……各大さじ1
ごま油
<作り方>
1 ブロッコリーはかたい部分をむいて芯ごと大きめの房に切り分ける。長ければ半分に切る。とり肉は余分な脂を除いて8等分に切る。
2 フライパンにごま油大さじ1を中火で熱し、しょうが、にんにくを1〜2分炒める。香りが立ったら、とり肉を加えて2〜3分焼く。上下を返して甘辛だれの材料を混ぜて加え、煮立ったらブロッコリーを加える。再び肉の上下を返してふたをし、7〜8分煮る。
ブロッコリーは芯ごと大きく切ることで、切り口からの栄養分の流出を最小限に抑えるとのこと。
そして食べないのは芯のかたい部分だけ。このゴツゴツした部分を削るだけで、火も味も入りやすくなるそうです。

出来上がったのがこちらです。

食べてみると………おいしい…!
花蕾はほろほろで、茎や芯はほっくりしていて、とり肉とも相性ぴったり。
味がしっかり染み込んでるので、えぐみや癖もありません。おいしい。ぱくぱく食べられる。
以前芯を調理したときは塩こしょうだけのシンプルな(それも割と薄めの)味つけにして失敗したので、こうしてしっかり味をつければよかったのかも。
料理上手な人ならシンプルな味つけでもおいしく作れそうですが、私は素材を活かす腕前がないということを自覚していなかった……。

また前回の私の芯料理にはほとんどお箸をつけなかった家族も、全く問題なく「おいしいね」と食べている……。
とても嬉しいことのはずなのに素直に喜べません……これまでに捨ててしまった芯のことを思うと……!
調理次第でこんなにおいしく食べられるものを処分していたとは、なんてもったいないことをしていたんだと後悔と自責の念にかられました。
ごめんね、食べてあげられなかった芯と茎たち……。次からはちゃんと使うからね……。

心の中でそう過去のブロッコリーたちに詫びておきました。
思いが通じたのか、その日の晩、ブロッコリーの茎と仲直りし共に踊り明かす穏やかな夢を見ました(嘘です)。
かくして革命は起こされ、我が家ではブロッコリーが丸ごと食べ尽くされるようになったのでした。
芯や茎を活用できていない方にはぜひ試してみていただきたいです。
私は明日から、胸を張ってブロッコリーを買いに行けそうです(脳内BGMはフランス革命の際の革命歌が元になっているフランス国歌で)。
作=ユーラシア
▶Twitter:
@yuh_rasiaInformation

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