「ついで掃除」で驚くほど家事がラクになる! 予防掃除のススメ「基本編」

汚れる前に原因を取り除く。それが「予防掃除」の秘訣


手間をかけずに、ラクに家の中を快適にしておきたい! 家事に追われる身には永遠のテーマです。中でも掃除はたいへん。少しでもラクできる秘訣はないものか…。あります! それが「予防掃除」です。

 

いつもの家事の流れにちょこっと組み込めばOK!


汚れの中には、時間が経つとともに変質したり、増殖したりして落としにくくなるものがあります。そうなってからの掃除は時間も手間もかかるうえ、落としきれずに心まで疲れてしまう。そこでおすすめなのが「予防掃除」です。

予防掃除とは、汚さないようにする、キレイを保つ掃除のこと。掃除と思うと面倒なイメージがありますが、家事の流れとして暮らしに組み込めばいいことばかり! ちょっとした心がけで汚れは防げるのです。

 

意識すべき3大汚れは「水」「油」「生き物」


予防掃除で分かりやすいのが、水アカです。キッチンや洗面所まわりに飛び散った水滴。ついた直後なら簡単に拭き取れますが、そのまま放っておくと次第に白っぽく固着し、いつしか頑固な水アカに。油汚れも同様です。生き物とは、カビ、菌、ダニ、ゴキブリなど。これらも日々の心がけで充分予防できるものばかり。どれも凶悪化してから悪戦苦闘するより、発生を未然に防ぐことこそ、予防掃除の秘訣です。

 

使った人が、使ったついでに


予防掃除を心がければキレイが保てる、とはいえ、ママ一人が実践するのはたいへんです。ポイントは「流れ」に組み込んでしまうこと。キッチンを使ったあと、トイレを使ったあと、入浴したあと……などなど。でも、パパや子どもは何をどうすればいいのか分かっていないことも。

そこで、まずはママから、「使った人」が、「使ったついで」に「ちょこっと」してもらいたいことを伝えましょう。例えば、最初のうちは「わが家の予防掃除6か条」を書いて貼りだしておくのもアイディア。できたときはシールを貼るなどイベント化してしまえば、楽しく取り組めますよ。

 

【わが家の予防掃除6か条】


1. キッチンで洗い物をしたら、シンクまわりの水滴を拭いておく

2. 洗面台を使ったら、蛇口や鏡に飛び散った水滴を拭いておく

3. トイレで用を足したら、サッとひと拭き

4. 浴室を出る前に壁と床をお湯のシャワーで流す

5. 料理をしたら、まわりに飛び散った油ハネを拭いておく

6. カーペットやソファーなどに食べこぼしたらすぐに取り除く

 

予防掃除は家族みんなで! これでママ一人が掃除に苦労することなく、汚れをためないキレイな家をキープすることができますね。

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レタスクラブ編集部

レタスクラブ編集部
「毎日のくらしに、ちょっといいこと」。プロの料理家のレシピを中心に、プロによるお片付けテクニックのビフォーアフターや、人気ブロガーが試してみる・やってみる連載「Webレタス隊」などの情報を提供。日々の生活を充実させたいと考える人を応援する、家事の総合情報サイトを運営しています。 もっと見る

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監修:ライオン株式会社 快適生活研究所 リビングケアマイスター・吉井和美さん
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取材・文=岸田直子

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