ヨーグルト入りのタルタルが爽やか! 根菜もとれて免疫力高まる「揚げないチキン南蛮」

ヨーグルトとしば漬け入りのタルタルソースが絶品!

感染症が気になる昨今。できるだけ免疫力を高めて、病気を寄せ付けない身体を手に入れたいですよね。
そのためには、免疫力アップに効果的な食事をとりたいもの。身近な発酵食品と食材を組み合わせると良いですよ!

発酵食品のなかでも、ヨーグルトはおすすめの食材。肉をやわらかくしたりソースにしたりと、意外と使い勝手が良いんです。

「人気おかずをヨーグルトで」今回は、「揚げないチキン南蛮」。ヨーグルト入りの爽やかなソースで、お肉と根菜をさっぱりいただきましょう!

*  *  *

▶︎教えてくれたのは
東京慈恵会医科大学附属病院栄養部
赤石定典さん

え、こんな調理法も⁉【画像30枚】とりむねのヘルシーレシピ全画像を見る
赤石定典さん:東京慈恵会医科大学附属病院栄養部。管理栄養士。栄養管理のプロとして栄養に関する研究を行ない、監修や著書も多数。また、入院患者の献立作成や、患者と直接対話をして栄養管理の指導・アドバイスなどを行なっている。

管理栄養士。栄養管理のプロとして栄養に関する研究を行ない、監修や著書も多数。また、入院患者の献立作成や、患者と直接対話をして栄養管理の指導・アドバイスなどを行なっている。

まずは、免疫力アップに効果的な、発酵食品と他の食材の組み合わせについてご紹介しましょう。

発酵食品+食物繊維・オリゴ糖の組み合わせが効果的

発酵食品と、食物繊維やオリゴ糖を一緒にとると効果的!

相性のいい菌は人によって異なるので、さまざまな発酵食品と食物繊維・オリゴ糖を一緒に、かつ、継続的にとることが大切です。腸の動きは寝ている間に活発化するので、特に夕食は〈発酵食品+食物繊維・オリゴ糖〉をとるのがおすすめ!
発酵食品に含まれる乳酸菌は加熱すると死んでしまいますが、この死菌は腸内で善玉菌の餌になり、善玉菌が増えるのを助けてくれます。

今回は、ヨーグルト入りのタルタルソースとれんこんを取り入れて、爽やかかつ食べごたえ満点のチキン南蛮を作ってみましょう!


揚げないチキン南蛮

ヨーグルト&しば漬け入りのタルタルソースは、爽やかさとコクが絶妙なバランス

ヨーグルト入りのタルタルソースでさっぱり!「揚げないチキン南蛮」

[ 材料・2人分 ]*1人分241kcal/塩分2.3g
とりむね肉 ...大1枚 (約300g)
・れんこん ...小1節 (約150g)
サラダ菜 ...1/2個
・ヨーグルトタルタル
 ∟ゆで卵 ...1個
 ∟プレーンヨーグルト ...1/2カップ
 ∟玉ねぎの粗みじん切り ...1/4個分
 ∟しば漬けの粗みじん切り ...30g
 ∟オリゴ糖 (下記参照。またははちみつ) ...小さじ1
 ∟塩 ...小さじ1/4
・ポン酢じょうゆ ...大さじ2
・塩
・こしょう
・サラダ油

*オリゴ糖について
砂糖に含まれるしょ糖および乳糖や、てんさい糖などを原料にして作られる自然な甘さの甘味料。砂糖に比べてカロリーが低くて控えめな甘さがあり、加熱しても腸に届いて善玉菌の餌になります。ボトル入りのシロップタイプが手軽に使えて便利です。商品に記載されている1日当たりの摂取目安量を守って使いましょう。
*はちみつを使う場合は、1歳未満の乳児には食べさせないでください。

[ 作り方 ]
1. ヨーグルトタルタルを作る。玉ねぎは水に約5分さらし、水けをきる。ゆで卵をボウルに入れてフォークで粗く潰し、残りの材料を加えて混ぜる。れんこんは皮つきのまま7mm厚さの半月切りにし、水にさっとさらして水けを拭く。とり肉は、厚みのある部分に縦に浅い切り目を入れて開き、塩、こしょう各少々をふる。
2. フライパンに油小さじ2を中火で熱する。とり肉を皮目を下にして入れ、木べらで押さえながら、こんがりとするまで6~7分焼き、上下を返す。れんこんを加え、時々上下を返しながら3~4分焼いて、塩、こしょう各少々をふる。とり肉はバットに取り出してポン酢じょうゆをからめ、食べやすい大きさに切る。
3. サラダ菜は葉をはずして器に敷き、とり肉とれんこんを盛る。バットに残ったポン酢じょうゆ適量と、ヨーグルトタルタルをかける。

*  *  *

免疫力アップも期待できるうえ、揚げないのでヘルシーなのもうれしいポイントです。今日はボリューム満点のメインおかずが食べたい! というときに、ぜひ作ってみてくださいね。

監修/赤石定典 調理/堤 人美 撮影/澤木央子 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt
 
【レタスクラブ編集部】


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Information

▶︎レシピ考案は
堤 人美さん
書籍や雑誌、テレビをはじめ、企業のレシピ開発などで活躍中。身近な食材を新鮮な視点で組み合わせた、作りやすくてセンスの光るレシピが幅広い世代に人気。著書に『小さなひと皿100』 (新星出版社) など。

<レタスクラブ22年10・11月合併号より>


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