旬のかぶは肉と一緒に「焼く」だけで最高の晩ごはんになる！

焼いたかぶが最高のつけ合わせ！ お肉のボリュームメインは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア2つをご紹介します。

豚肉とかぶのみそ照りソテー

照りのいいみそだれを、厚切り肉とこんがりジューシーなかぶにたっぷりとからめた一皿。豚ロースとんカツ用肉（包丁の背で両面をたたいて小麦粉をまぶす）と四つ割りにしたかぶを油をひいたフライパンで焼き、上下を返したらふたをして蒸し焼きにします。みそだれ（しょうゆ・みそ・みりん）は最後に加えて強火で汁気をとばしながらからめて。

牛カルビとかぶの和風ステーキ

焼肉用のカルビ肉でステーキ風の一皿に。ご飯とともにワンプレートに盛りつけてもおしゃれです。オリーブ油をひいたフライパンで牛カルビ焼き肉用肉（塩・こしょうをふり、小麦粉をまぶす）を両面さっと焼いて一旦取り出し、同じフライパンでかぶを蒸し焼きにします。牛肉を戻し入れてみりん・しょうゆをからめれば完成。ご飯が進む甘辛味です。

かぶの皮はやわらかいので、皮ごと調理してOK。ほかの根菜に比べて火通りが早いので、時短調理にも向いています。保存する場合は「根」と「葉」を切り分けて（葉の部分が根の養分を吸い上げてしまうため）、それぞれ湿らせたキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室で保存しましょう。旬のかぶはこの時期安く手に入るので、節約につながるのもうれしいですね！

文＝齋藤久美子（栄養士）