最速、最強の定番煮もの!「即席ぶり大根」【笠原将弘さんの極上煮もの】
煮ものの味つけは10:1:1
煮ものの味つけが決まらない、という人は多いもの。そこで笠原さんが考えてくれたのが、失敗知らずの味つけ黄金比。それがコチラ!
【だし汁10:しょうゆ1:みりん1】

家庭におすすめのだし汁は、鍋に水1Lと昆布10g、削りがつお20gを入れて中火にかけ、沸いたら弱火でことこと約5分煮て、こしたもの(冷蔵室で約3日間保存可能)。そんな時間もないときは市販の和風だしの素を使ってもOKです。その場合は、表示よりもうすめに溶くと、いいあんばいになりますよ。

「煮ものは加熱しながら味をつけていく料理。つききりじゃなくていいので、忙しい皆さんの日々のおかずにもぴったり。突き詰めれば難しい料理ですが、覚えやすく何にでも使える家庭版の黄金比を考えてみました。これで、皆さんも煮もの上手、間違いなし!」(笠原さん)
ぶり大根を作るときは、この煮汁に砂糖をプラスします。では、さっそく作ってみましょう!
即席ぶり大根
ぶりの下ゆでなし!大根は薄切り!の最速煮もの

【材料・2~3人分】*1人分309kcal/塩分2.0g
・ぶり・・・ 3切れ(約300g)
・大根 ・・・1/3本(約400g)
・しいたけ・・・ 4枚
・貝割れ菜 ・・・1/3パック
■煮汁
└だし汁・・・ 300ml
└しょうゆ、みりん・・・ 各30ml
└砂糖・・・30g
【作り方】
1.ぶりは全体に塩少々をふって約10分おき、水けを拭いて一口大に切る。
2.大根は5mm厚さの半月切りにし、鍋に入れて水をひたるくらいに注ぐ。強火にかけ、沸いたら中火にして約5分ゆでてゆで汁をきる。しいたけは大きければ半分に切る。
3.フライパンに1、2と、煮汁の材料を入れ、中火にかける。煮立ったら弱めの中火にしてアルミホイルを落としぶたにし、約10分煮る。アルミホイルをはずして中火にし、煮汁を煮詰める。
4.器に盛り、貝割れ菜を半分に切ってのせる。
* * *
大根は下ゆでしますが、薄切りなので5分でOK。おいしい煮汁の味がしっかりしみた大根とぶりは、まさに最強なので、ぜひ作ってみてくださいね!
レシピ考案/笠原将弘 撮影/広瀬貴子 スタイリング/池水陽子 栄養計算/スタジオ食 編集協力/赤澤かおり
文=高梨奈々
Information
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詳しいレシピはこちら!<レタスクラブ ’24 11月増刊号より>

▼『レタスクラブ ’24 11月増刊号』は笠原将弘さんの失敗しない極上煮もの!▼
煮ている間はほったらかしにできるけれど、意外に失敗しがち…そんな読者の皆さんのお悩みを解決すべく、人気日本料理店「賛否両論」の笠原将弘さんに、失敗しない極上煮ものを教えていただきました!/いつもの食材で究極の組み合わせ「やみつきのっけご飯」/夜遅くなった時にうれしい「フライパンで蒸すだけのほどほど丁寧ごはん」/【特別付録】毎年大好評の「SNOOPYカレンダー2025」/【とじ込み付録】「じゃがいものおかずBOOK」&「炒めもの&あえものの味つけバリエ20」/【毎号付録】献立の悩みから解放される!と話題の「献立カレンダー」/【大人気連載】オトナのNEWSは増田貴久さん登場!/コミックエッセイも多数!レタスクラブ11月号をぜひお楽しみください。
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