撮影:貝塚 隆
かぶの特徴
淡泊でやさしい味わいのかぶ。冬の代表的な根菜とされますが、旬は、春と秋冬の2回。
春に収穫されるかぶは、皮までやわらか。秋冬に収穫されるかぶは、春のものよりも肉質がち密で、煮込み料理にするとよいでしょう。
一般的な小型のかぶのほか、赤色の赤かぶ、大型で千枚漬けの材料になる聖護院かぶなどがあります。また、すぐき(酸茎)菜や、野沢菜、日野菜なども、かぶの仲間です。
和風の煮ものやみそ汁の具、漬けものにするほか、洋風の料理にもよく合います。栄養豊富な葉も上手に利用しましょう。
かぶの選び方ガイド
身がつややかで真っ白く、よくしまって形の丸いものを選びましょう。ひげ根が1本ぴんと伸びていること、葉が青々としていることも、新鮮さの目安になります。ひげ根が多いものや、表面に傷のあるものは避けましょう。
保存は、ひげ根を除き、茎を少し残して葉を切り離して、そのままポリ袋に入れておけば、冷蔵庫の野菜室で4〜5日ほど保存が可能です。葉は、水で洗ったあと、乾燥しないように水で湿らせたペーパータオルなどで根元を包んでから、さらに新聞紙でくるんで冷蔵庫の野菜室で保存すると、鮮度と栄養が保てます。
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