さわらのみそ漬け焼き


こんがり焼けたみそがこうばしい
材料(2人分)
かぶ…1個
みそだれ
・みそ、みりん…各大さじ4
・塩、酢、砂糖
作り方
- さわらは調理をする前に、バットなどにペーパータオルを敷き、少し置く。出てきた水けをふき、みそだれの材料を混ぜて両面にぬり、約10分おく。
- かぶは葉を根元で切り、縦半分に切ってから薄切りにしてボウルに入れる。かぶの葉2本は1cm幅に切って加える。塩少々を加えて手でもみ、酢大さじ1、砂糖大さじ1/2を加えて混ぜ合わせ、約5分おく。
- みそだれをゴムべらなどでこそげ取る。魚焼きグリルに並べて焼き、焼き色がついたら返し、両面に焼き色がついたら、こそげたみそだれを皮以外の上面に薄くぬる。こんがり焼き色がつくまで焼いて、器に盛り、2の汁けを絞って添える。
※カロリー・塩分は1人分での表記になります。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
※レシピ作成・表記の基準等は、「レシピについて」をご覧ください。
- 重野佐和子
- 20代でフランス研究家となり、フードビジネスに携わる。大腸がん手術ののち、自らの体験をもとに術後の食事を研究。大腸がん術後食のエキスパートとなる。おなかに優しい「おからマフィン」が人気。
- カテゴリ:
- ジャンル:
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- 和食
- レシピ作成・調理:
- 撮影:
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- 原ヒデトシ
食材の扱い方・ポイント

- さわら
- 「鰆」(さわら)の字のごとく、「鯛」と並んで春の魚と称されています。成長につれて、「さご…
基本の扱い方
- 塩をふって、水をふく(1)
-
さわらは生では身が割れやすい魚なので、扱いには注意します。塩を両面に軽くふって約10分、水が出てぬれたように表面が光るまでおきます。
- 塩をふって、水をふく(2)
-
余分な水分が出て身がしまったら、ペーパータオルでそっと包むように水をふきます。出てきた水は魚の生臭みがあり、水をしっかりふくことで生臭みが消え、また調味のときに味がなじみやすくなります。
みそ漬けにする
- みそに漬ける
-
甘みのある西京みそに漬ける、西京漬けがおなじみですが、普通のみそでも、充分においしく作れます。さわら2切れに対し、みそ120gと酒大さじ1を混ぜ合わせます。保存容器にみその半量を入れ、さわらを入れて、残りのみそでおおって表面をならし、約2時間漬けます。みその塩分で水分が出て身がしまり、うまみが増すとともに扱いやすくなります。
- 焼く前に
-
みそ漬けのさわらを焼くときは、さわらをみそ床からだし、焦げやすいみそを、へらなどでこそげて、しっかり取り除きます。魚焼きグリルで片面2〜3分を目安に焼きます。途中、表面が焦げてきたら、火を弱めたり、アルミホイルをかぶせて焼くなどの工夫を。
- 保存する場合は
-
みそにあまり長く漬けすぎると、味がしみすぎて塩辛くなってしまいます。みそ漬けにしたさわらをすぐに焼かない場合は、みそ床から取り出してみそをこそげ、1切れずつラップに包んで冷蔵保存して。なるべく早く調理しましょう。

- かぶ
- 淡泊でやさしい味わいのかぶ。冬の代表的な根菜とされますが、旬は、春と秋冬の2回。春に収穫…
基本の扱い方
- 茎を残して皮をむく(1)
-
1)煮ものなどに使う場合、茎を少し残し、葉を切り落とします。
- 茎を残して皮をむく(2)
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フォークや竹串などで茎元に入り込んだ土をかき出します。
- 茎を残して皮をむく(3)
-
ひげ根のある下のほうから茎に向けて、縦に皮をむきます。
皮の近くは繊維がややかたいので、厚めにむいて。 - 茎を残して皮をむく(4)
-
まだ茎の間に土などの汚れが残っているときは、5分ほど水に放すと、汚れがゆるんで、落ちやすくなります。
- 茎を切り落として皮をむく(1)
-
茎を残さず調理する場合は、つけ根の部分で切り落とします。
- 茎を切り落として皮をむく(2)
-
上から普通に丸くむいていくか、ひげ根のある下のほうから上に向けてむいていきます。
切り方
- 半月切り
-
縦半分に切って切り口を下にし、端から料理に応じた厚さ(3〜4mmが目安)に切ります。
- 薄切り
-
半月切りと同様に縦半分に切ってから、1〜2mm厚さに切ります。
- 四つ割り
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縦に十字に4等分します。調理法によっては、茎を少し残しておくと彩りがきれいに仕上がります。
- 菊花切り(菊花かぶ)(1)
-
主にかぶを甘酢漬けにするときに使われます。味のしみこみがよくなるうえ、見た目にも華やかに仕上がります。
- 菊花切り(菊花かぶ)(2)
-
かぶは皮をむいて、上下を少し切り落とします。ひげ根のついていたほうの切り口に、1mm程度の間隔で切り目を入れます。両脇に割り箸などを置くと、切り離してしまう心配がありません。
- 菊花切り(菊花かぶ)(3)
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同様に、最初に入れた切り目に対して直角に、1mm程度の間隔で格子状に切り目を入れます。
- 菊花切り(菊花かぶ)(4)
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裏側から十字に包丁で切り目を入れ、その切り目から手で裂きます。大きなかぶの場合は、6〜8つにしても。
- 菊花切り(菊花かぶ)(5)
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1%程度(目安は、水2カップ強に対して塩5g)の塩水につけ、しんなりしたら水けを絞り、甘酢につけて、菊花かぶに。
葉の使い方
- 葉はいり煮にしても
-
かぶの葉は栄養豊富な緑黄色野菜。捨てずに利用しましょう。落とした葉5〜6個分は粗く刻み、ごま油小さじ1と1/2で炒め、塩少々、いりごま(白)適宜をふり、最後にしょうゆ少々を加えて完成。ご飯にのせたり、炒めものやスープに加えたりします。冷蔵庫で2〜3日保存可。このほか、煮ものの青みなどにも。
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