いつからそこに…? 冷凍庫の奥からカッチコッチのお肉。もう忘れないようにする方法
こんにちは、ちょっ子です。
昨今の食料品の値上がり、痛いですね〜。
気を引き締めて、ギチギチの節約術で劇的に食費を抑える!なんてことは難易度が高いし、ズボラな私にはあまり向いていません。
せめて食材を無駄にしてしまわないよう心がけ、結果的に食費の節約につなげたいところです。
今月号の『レタスクラブ』に載っていた「買った食材を残さず使い切る」テクで、我が家の食品ロスZEROを目指していきたいと思います!
ちなみに私がダメにしがちな食材はその1は…きゅうり!
まだ持つだろう、まだ大丈夫だろうと余裕をかましていたら、いつの間にやら野菜室の中で液状化しようとしている…ということが何度あったでしょうか。

そんなきゅうりを1週間日持ちさせ美味しく消費するテク、それが『レタスクラブ』7月号にあった「きゅうりのしょうゆ漬け」!
「きゅうりのしょうゆ漬け」
【材料(作りやすい分量)と作り方】
きゅうり4本は長さを半分に切り、厚手のポリ袋に入れる。しょうゆ大さじ2を加えて袋の上から軽くもみ、空気を抜いて袋の口を閉じる。
(レシピ作成/髙山かづえ)
ただそれだけ。バットなどにのせて冷蔵庫で6時間以上味をなじませます。
もちろんそのまま漬け物としても食べられますが、これを使ってちょっとした副菜にトライ。
「きゅうりと蒸しどりのごまあえ」
【材料・2人分】
きゅうりのしょうゆ漬け(上記参照)…1/2量
とりむね肉(皮なし)…大1/2枚(約150g)
■合わせ調味料
・きゅうりのしょうゆ漬けの漬け汁…小さじ2
・白いりごま、酢、オリーブ油…各小さじ2
【作り方】
1.とり肉は塩小さじ1/4をすり込み、直径約22cmの耐熱皿にのせる。ふんわりとラップをかけ、電子レンジ(600w)で約1分加熱し、上下を返して再びふんわりとラップをかけ、さらに約1分30秒加熱する。そのまま約10分おき、食べやすく裂いてボウルに入れる。
2.きゅうりは汁けをきり、めん棒などでたたいて軽く潰し、一口大に切る。合わせ調味料とともに1のボウルに加え、ざっとあえる。
(レシピ作成/髙山かづえ)
※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.9倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

しょうゆのしみ具合もほどよく、さっぱりとしていていくらでも食べられそうです。
ちなみにきゅうりのしょうゆ漬けは、適度に水分が抜けるので炒め物の具材にもgoodだそう。
続いて、私がダメにしてしまいがちな食材その2は…お肉!
冷凍保存して今度使おう♪と冷凍庫に入れたはいいが、そのまま忘れてお肉たちは永い眠りに…。
冷凍庫の奥から出てきたカッチコッチのお肉はもはやいつのものかわからず怖くて使えない、という失敗を何度もやらかしました。

もう彼らの命を無駄にすることは許されない…ということで、とり肉と豚こま肉の下味冷凍にトライします。
「冷凍塩豚こま」
【材料・2人分×3回分】
豚こまぎれ肉…600g
酒…大さじ1
塩、片栗粉…各小さじ1
【作り方】
豚肉は調味料を順に加えて、そのつどよくもみ込む。 約18×20cmの冷凍用保存袋に1/3量ずつ入れ、空気を抜いて袋の口を閉じる。約18×15cm四方になるよう平らに整え、縦半分に指先で筋をつけてからバットにのせて冷凍する。
(レシピ作成/髙山かづえ)
「冷凍マヨとりむね」
【材料・2人分×3回分】
とりむね肉(皮なし)…大2枚(約600g)
マヨネーズ…大さじ3
酒…大さじ1
片栗粉…小さじ2
【作り方】
とり肉は1枚を15等分のそぎ切りにし、調味料を順に加えてそのつどよくもみ込む。約18×20cmの冷凍用保存袋に1/3量ずつ、重ならないよう平らに入れる。空気を抜いて袋の口を閉じ、バットにのせて冷凍する。
(レシピ作成/髙山かづえ)

買ったその日にまとめて下味をつけて、一回分ずつ冷凍保存。使いやすい形で保存するのでこれなら存在を忘れずに済みそう!それに忙しい日の夕飯作りがラクになります!
「冷凍塩豚こま」を使った「豚もやしの塩炒め」。
「豚もやしの塩炒め」
【材料・2人分】
冷凍塩豚こま(上記参照)…1袋
もやし…1袋(約200g)
サラダ油 酒 塩
粗びき黒こしょう
【作り方】
1.フライパンに油大さじ1/2を弱めの中火で熱し、豚肉を凍ったまま大きめの一口大に割り
入れる。酒大さじ1を加えてふたをし、約2分蒸し焼きにする。
2.ふたを取り、肉をほぐしながら、色か変わるまで約1分炒めて端に寄せる。あいたところ
に油大さじ1を足して強火にし、もやし、塩少々を加えて約1分炒め合わせる。器に盛り、粗びき黒こしょう少々をふる。
(レシピ作成/髙山かづえ)

材料を炒めるだけなので包丁要らず!こういうの、すごく得した気分になりますよね!
黒こしょうのきいた、シンプルな美味しさの炒めものでした。
続いて、「冷凍マヨとりむね」を使った「ねぎだくよだれどり」。
「ねぎだくよだれどり」
【材料・2人分】
冷凍マヨとりむね(上記参照)…1袋
長ねぎ(青い部分を含む)…1本
■たれ
・赤とうがらしの小口切り…小さじ1/2
・ごま油…小さじ2
・白いりごま、酢、しょうゆ…各小さじ1
酒
【作り方】
1.ねぎは斜め薄切りにし、青い部分を含めて3/4量をフライパンに広げ、酒大さじ1をふる。中火にかけ、とり肉を凍ったまま1切れずつ重ならないようにのせ、ふたをする。約1分おいて蒸気が上がったら弱火にし、約3分蒸し焼きにする。肉の上下を返して約2分蒸し焼きにし、火を止めて約4分余熱で火を通し、肉を取り出す。
2.肉の粗熱をとり、2~3等分に裂いて器に盛る。フライパンに残りのねぎとたれの材料を加えて混ぜ、肉にかける。
(レシピ作成/髙山かづえ)

ねぎ一本と冷凍肉だけでスピーディーに、見た目にも食欲をそそる立派な一品が完成。
小分けになった味付け冷凍肉があれば何を作るか悩む時間までも節約になるし、一見手間がかかりそうなメニューも簡単に作れてしまいました!
食材を買ってきたその日にほんの少しの手間を加えるだけで、防げる無駄がある…。
これらの食材を上手に保存し無駄なく使うテクで、家計にも、ひいては環境にも優しい私になるぞ、と誓ったのでした。
作=ちょっ子
Information

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