ちょっとの工夫で野菜を使い切る!トマト・きゅうりの大量消費術
毎年、夏野菜のシーズンになると、
じいちゃんが畑で作っている
トマトやきゅうりやらがどんどん収穫され
たちまち使い切れない量になりがちです。
短期集中でどかっとできるんですよね…

レタスクラブの特集『食費を減らしたい!』つまり
「買った食材は残さず使い切る!」ということで
大袋野菜を賢く使い切る方法が取り上げられていました。
これで我が家の大量夏野菜も使い切れる!
まずはトマトを大量消費するための
『冷凍カットトマト』

トマトを6〜8等分に切り、
冷凍用保存袋にできるだけ
バラバラになるように広げて入れ、
空気を抜いて袋の口を閉じ、
バットにのせて平らに冷凍する。
この状態で約3週間冷凍保存OK(※)です。
この冷凍トマトを半解凍して
フォークで粗くくずし、
めんつゆと混ぜて
そうめんにかけたら
シャリシャリトマトそうめんに!
シャリシャリトマトそうめん
[材料・2人分]
冷凍カットトマト…約1.5個分
そうめん…3束(約150g)
揚げ玉…大さじ2
しらす干し…20g
めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ3
青じそのせん切り…4枚分
[作り方]
1. 鍋にたっぷりの湯を沸かし始める。トマトはボウルに入れて半解凍にし、フォークで削るようにして粗くくずし、めんつゆと、水大さじ3を加えてさっと混ぜる。
2. 湯が沸騰したら、そうめんを袋の表示どおりにゆでる。ざるにあげて流水で冷やし、水けをしっかりときって器に盛る。1のトマトを汁ごとかけ、しそ、しらす、揚げ玉をのせる。
(レシピ作成/高山かづえ)

しらすや大葉、揚げ玉をトッピングします。
キリッと冷たく、シャリシャリの食感!
夏にピッタリのメニューですね。
カッペリーニなどの冷やしパスタにも
いろいろ応用できそうです。
またこちらの冷凍カットトマトは
煮物にも最適だそうで、
特集ではいわしのトマト煮が紹介されていました。
キーマカレーやミートソースを作るのにも
便利に使えそうですね。
いわしのトマト煮
[材料・2人分]
冷凍カットトマト…約1.5個分
いわし(下処理ずみのもの)‥4尾分(約300g)
にんにく…2片
塩、オリーブ油、酒、粗びき黒こしょう
[作り方]
1. いわしは塩小さじ2/3をふって約10分おき、水けを拭く。にんにくは縦半分に切って心を除き、包丁の腹で潰す。
2. フライパンにオリーブ油大さじ1とにんにくを入れて中火で熱し、香りが立ったらいわしを並べる。約3分焼いて上下を返し、約1分焼く。酒大さじ1、粗びき黒こしょう少々と、トマトを凍ったまま加え、途中、トマトを粗く潰しながら約4分煮る。器に盛り、あればパセリのみじん切りを散らす。
(レシピ作成/高山かづえ)
ところで調理の際に気がついたのですが
冷凍したトマトは軽く水にくぐらせると
すごくかんたんに剥けます。

私はサラダや付け合せ以外だと
トマトの皮が気になっちゃうタイプなので
これもうれしいポイントでした!
もう1つ、これも余りがちなきゅうりは
『ひらひらきゅうりの塩もみ』に。

ピーラーで薄く削ったきゅうりに
塩をからめ、しばらく置いたら
水気をしぼって保存容器へ。
約1週間冷蔵保存OK。(※)
こちらは豆腐あえにしたり
冷やし中華にどっさりのせたり。
冷やし中華のきゅうりって、
すする時にポロポロ落ちて
食べにくいと思っていたので
薄くて長いひらひらきゅうりは
麺との相性抜群なのがいいですね!
ひらひらきゅうりの塩もみ
[材料(作りやすい量)と作り方]
きゅうり4本は皮むき器で縦に薄く帯状に削りながらボウルに入れ、塩小さじ1をふって全体にからめる。約15分おき、水けを絞って保存容器に入れる。
(レシピ作成/高山かづえ)
きゅうりの豆腐あえ
[材料・2人分]
ひらひらきゅうりの塩もみ(上記参照)…1/2量
もめん豆腐…1/2丁(約150g)
■たれ(大きめのボウルに混ぜる)
ごま油…大さじ1
おろしにんにく、塩、粗びき黒こしょう…各少々
[作り方]
たれのボウルに、豆腐をスプーンで大きめの一口大にすくい入れ、ざっとあえる。きゅうりの水けを絞って加え、ざっとあえる。
(レシピ作成/高山かづえ)
きゅうりどっさり冷やし中華
[材料・2人分]
ひらひらきゅうりの塩もみ(上記参照)…1/2量
ハムの細切り…3枚分
中華生麺…2玉
■たれ(混ぜる)
しょうゆ…大さじ2
酢…大さじ1と1/2
砂糖、ごま油、水…各大さじ1
[作り方]
1. 鍋にたっぷりの湯を沸かし始める。きゅうりは水けを絞ってボウルに入れ、ハムを加えてさっとあえる。
2. 湯が沸騰したら、麺を袋の表示どおりにゆでる。ざるにあけて流水で冷やし、水けをしっかりときって器に盛る。1の具をのせてたれをかける。
(レシピ作成/高山かづえ)
さて、それでも使いかけの野菜は
冷蔵庫の下の方・奥の方に隠れていると
ついつい忘れてダメにしてしまいがち。
そこで『ハンパ野菜ボックス』を作りましょう!
我が家もこれは実践しています!

ちょこちょこ使いが多いにんじんや玉ねぎ、
薬味用のしょうがやネギ、
彩りに少しだけほしいパプリカなど、
ハンパに余った野菜はこちらに入れます。
ふたは絶対透明がいいです!
中が見えないと結局ブラックボックス化するので。
そして野菜室を開けた時
いつも目に入る場所に配置する!
「この中から優先的に使う」を意識する!
最終的には細かく刻んで
お好み焼きやカレーに入れちゃいましょ。
食材を残さず使い切ることは
家計にも、そして地球にもやさしい。
まずは家庭規模で食料品の
破棄を減らして、
食費のムダもなくしていきましょう!
※野菜の保存期間は目安です。清潔な保存容器や袋に入れて保存し、取り出すときも清潔な箸などを使ってください。
作=前川さなえ
前川さなえ

▶ブログ:
ぷにんぷファミリー▶Twitter:
@puninpuInformation

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