たけのこの基本の扱い方

たけのこ
撮影:貝塚 隆
基本情報 栄養 扱い方

基本の扱い方

下ごしらえ(1)

火の通りをよくし、皮をむきやすくするために、たけのこは洗ってから、穂先を斜めに切り落とし、縦に浅く切り込みを入れます。

たけのこの基本の扱い方(下ごしらえ(1)の画像
下ごしらえ(2)

鍋にたけのこ小2本(300g)と、かぶるくらいの水を入れ、赤とうがらし1〜2本と米ぬか1/2カップを加えて強火にかけます。

たけのこの基本の扱い方(下ごしらえ(2)の画像
下ごしらえ(3)

煮立ったら弱火にして、たけのこが浮き上がらないように落としぶたをして30〜40分から1時間(大きさや質、鮮度による)ゆでます。湯が少なくなったら、途中で水をたします。

たけのこの基本の扱い方(下ごしらえ(3)の画像
下ごしらえ(4)

たけのこの根元に竹串を刺してみて、スーッと通るようになったら、ゆで上がり。火を止めて、ゆで汁の中で人肌になるまで冷まします。

たけのこの基本の扱い方(下ごしらえ(4)の画像
下ごしらえ(5)

冷めたら、切れ込みから皮をむき、水で洗います。穂先の部分は、かたくて茶色い皮だけをむきます。表面のささくれた部分を、割り箸でこそげ落とすと、きれいに仕上がります。内側のやわらかい皮は姫皮といって、おいしいので、捨てずにあえものなどに。

たけのこの基本の扱い方(下ごしらえ(5)の画像
下ごしらえ(6)

皮をむいたらすぐに使えますが、すぐに食べない場合は、保存容器で水につけたまま保存します。冷蔵庫で、毎日水を替えて3〜4日保存可能です。

たけのこの基本の扱い方(下ごしらえ(6)の画像

切り方

部位ごとに切り分ける(1)

上部のやわらかい円すい形の部分と、中ほどの部分、かたい下部に切り分けます。

たけのこの切り方(部位ごとに切り分ける(1)の画像
部位ごとに切り分ける(2)

姫皮や穂先のやわらかい部分は、汁の実や、あえものにしたり、形を生かした切り方で、煮ものにしても。まん中の部分は、煮ものや焼きもの、炊き込みご飯などに。根元のかたい部分も薄切りにすれば、炒めものや煮もの、焼きものと、どんな料理にも使えます。すりおろして使ってもよいでしょう。

たけのこの切り方(部位ごとに切り分ける(2)の画像
上部を厚みのあるくし形切りにする

上部を縦に半分に切り、さらに中心に向かって包丁を入れて、3〜4等分にします。形をいかした煮ものに。

たけのこの切り方(上部を厚みのあるくし形切りにするの画像
上部を薄切りにする

上部を縦に半分に切り、それぞれを端から縦に薄く切ります。汁もの、炊き込みご飯などに。

たけのこの切り方(上部を薄切りにするの画像
下部を細切りにする(1)

下部を縦に半分に切り、切り口を下にして横に置き、半月形に薄く切ります。

たけのこの切り方(下部を細切りにする(1)の画像
下部を細切りにする(2)

薄切りにしたものを少しずつずらして重ね、端から細く切ります。炒めもの、炊き込みご飯などに。

たけのこの切り方(下部を細切りにする(2)の画像
下部をさいの目にする(1)

下部を縦に置いて、端から1cm幅に切り分けます。

たけのこの切り方(下部をさいの目にする(1)の画像
下部をさいの目にする(2)

平らに置き、端から料理に応じた幅に切り分け拍子木切りにします。

たけのこの切り方(下部をさいの目にする(2)の画像
下部をさいの目にする(3)

向きを横にして、端から同じ幅に切ります。煮もの、あえものなどに。

たけのこの切り方(下部をさいの目にする(3)の画像

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