食欲がない日に作りたい、おなかに優しいごはん&スープ
おなかに優しいごはん&スープは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
身近な材料でチョコケーキ
大根がゆ
家族が寝込んでしまったときに、作ってあげたいとっておきの1杯。大根はおなかの中で消化を助ける働きをしてくれます。作り方は鍋に米・手羽中・大根・塩・水を入れて火にかけ、ふたをして約40分コトコトと煮込めばできあがり。好みですだちやこしょうを添えて。とりのやさしいうまみを感じるとろとろのおかゆは、食欲がないときにもすっとおなかに入っていきますよ。
とろとろかきたまうどん
つゆにとろみをつけたかきたまうどんは、体の中からぽっかぽかにあたためてくれます。うどんも卵も胃腸に負担をかけないから、病み上がりにも嬉しいですよ。つゆはオイスターソースとしょうゆでコクのある味つけに。水溶き片栗粉でとろみをつけてから、溶き卵を少量ずつ入れてかきたまを作りましょう。
くずし豆腐のかきたまスープ
食欲がないときは、豆腐と卵をとりガラスープでさっと煮てスープに。どちらも消化がよく、良質なたんぱく質を多く含んでいるので、療養中の体力の消耗を補ってくれますよ。
れんこんのしょうがスープ
れんこんにも消化を助ける働きがあります。食物繊維が多く、そのまま食べると胃腸に負担をかけてしまうこともあるので、病気のときはすりおろして使うのがベスト。だし汁・しょうが・しょうゆ・塩とともに2~3分煮れば、ほっと温まるとろとろスープのできあがり!
体調を崩したときは体力も消耗してしまいます。そのときの体調に合わせて、なるべく栄養がとれるような食事を心がけたいですね。
文=齋藤久美子(栄養士)