あさりとせりの塩ラーメン


あさりの蒸し汁でワンランク上のおいしさに!
材料(1人分)
あさり(砂抜き)…120g
玉ねぎ…1/3個
せり…4〜5株
しょうがのせん切り…1/2かけ分
レモン汁…小さじ1
・ごま油、酒、粗びき黒こしょう
作り方
- 玉ねぎは3mm幅の縦薄切りにする。せりは4cm長さに切る。
- フライパンにごま油小さじ1/2を熱し、しょうがを炒める。香りが立ったらあさり、玉ねぎを加えてさっと炒める。酒大さじ1を加えてふたをし、2〜3分、時々揺すりながら蒸し焼きにする。あさりの口があいたら、せり、レモン汁を加えてさっと炒める。
あさりは玉ねぎと一緒に炒めてから酒蒸しに。おいしいだしが出るので、蒸し汁ごと使う。 - 袋めんを袋の表示どおりに作る。器に盛り、2を汁ごとのせ、こしょう少々をふる。好みでレモンの輪切りをのせても。
※カロリー・塩分は1人分での表記になります。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
※レシピ作成・表記の基準等は、「レシピについて」をご覧ください。

- ワタナベマキ
- 料理家。グラフィックデザイナーから料理の道へ。季節感を大切にした、旬の素材を活かす料理や保存食、乾物料理が人気。「何も作りたくない日はご飯と汁だけあればいい」(KADOKAWA)など、常備菜や弁当、朝食を紹介する著書が多数ある。
このレシピの参考動画
食材の扱い方・ポイント

- あさり・はまぐり
- 日本でいちばんなじみの深い貝、あさり。全国の、比較的塩分の少ない内湾の砂浜や砂泥地に住ん…
基本の扱い方
- 砂抜き(1)
-
あさりとはまぐりは塩水につけて砂を抜きます。砂をよく吐かせるためには、あさりが住んでいた浅瀬の海岸のような環境におくのがベスト。
塩水量は、バットに貝を入れて、貝がひたるくらいにし、1〜2時間ひたします。塩水の濃さは、水1カップに対して塩小さじ1(海水程度で塩分2〜3%)が目安。塩水が濃すぎると貝は呼吸できないので注意して。また、水が冷たすぎると口を閉ざしてしまいます。水の温度は常温(約15℃)で。 - 砂抜き(2)
-
暗くて静かな場所で活発に呼吸するので、アルミホイルや新聞をかぶせると効果的です。
- こすり洗い
-
貝の殻は、予想以上に汚れています。殻ごと調理する料理が多いので、きれいに洗いましょう。ボウルに水を張って、ひとつかみずつ、両手で殻と殻をこすり合わせてしっかり洗い、流水でよくすすぎます。
- むき身の場合
-
むき身は、身をつぶさないように、薄い塩水を張ったボウルに入れ、そっとふり洗いをし、殻などが混ざっていれば、除きます。塩水は、水につけられていたむき身の、余分な水をきる効果もあります。
汁ものは…
- うまみを引き出すなら水から火にかけて
-
あさりもはまぐりも、うまみを充分に引き出したい汁ものなどでは、水から入れて火にかけると、よくだしが出ます。
また、だし昆布を加えると、うまみ成分の相乗効果でいっそうおいしくなります。
湯が煮立ったところに入れたり、煮すぎたりすると、身がかたくなってしまうので注意。 - アクを取る
-
うまみたっぷりの貝は、だしがよく出ると同時に、アクもたくさん出ます。沸騰してアクが出たら、小さいアクすくいを使い、手早くしっかり除いて、調理します。

- 玉ねぎ
- 生で、炒めて、煮て、揚げて、焼いてと、いろいろに調理され、和・洋・中、いずれの料理でも使…
切り方
- 皮をむく(1)
-
上下を落として皮をむく。
- 皮をむく(2)
-
残った先端の茶色い部分は包丁でむき取る。
- 輪切り
-
玉ねぎの繊維を切る向きに、用途に応じた厚さに切る。
- みじん切り(1)
-
縦半分に切り、切り口を下にして置き、根元を切り離さないよう、根元の手前まで縦に細く切れ目を入れる。
- みじん切り(2)
-
90度回して、へたを左側にし、厚みに何本か薄く切り目を入れる。右側から細かく切るとみじん切りに。
- くし形切り(1)
-
根元を切らないよう、根を切り落とす。
- くし形切り(2)
-
包丁を繊維に沿って斜めに入れて適当な大きさにする。
- 薄切り
-
縦薄切りにする場合、縦半分に切って、切り口を下にして縦に置き、繊維に沿って、端から料理に応じた厚さに切ります(画像のもの)。形が崩れにくいので、料理の中で形を残したいときに。
横薄切りにする場合、縦半分に切って、切り口を下にして横(輪切りと同じ向き)に置き、端から料理に応じた厚さに切ります。サラダなどに使う場合で、早く辛みを抜きたいときは、横に薄切りにして水にさらします。

- せり
- 春の七草の一つであるせりは、数少ない日本原産の野菜の一つ。冬から春のはざまに旬を迎え、栽…
基本の扱い方
- 根を落とす
-
せりは根に香りがあるため、根元ぎりぎりのところで切り落とします。
- ゆでる場合(1)
-
たっぷりの熱湯に塩を加え、根元のほうから入れます。ひと煮立ちしたら引き上げます。
- ゆでる場合(2)
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すぐに冷水にとって急激に冷やして色留めし、しばらくさらしてアクを抜きます。田ぜりの場合は、アクが強いので、冷水にとったあと、水を替えるとよいでしょう。
- ゆでる場合(3)
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両手で握れる長さに束ねて、軽く水を絞ります。
- ゆでる場合(4)
-
4〜5cm長さに切ってから、再び水けを絞ります。

- しょうが
- 香辛料として、日本料理や中国料理に欠かせないしょうがは、熱帯アジア原産で、平安初期ごろに…
基本の扱い方
- つぶす
-
まな板にしょうがを置いて、木べらなどをあて両手で押さえてつぶします。
切り方
- 薄切り
-
針しょうがやせん切りになど、飾り切りにする場合は、皮を薄くむいたら、繊維の方向に、端からできるだけ薄く切ります。
炒めものなど、見た目を気にしない場合は、繊維を断つ方向に切ってもよいでしょう。 - せん切り
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薄切りを縦に置いて2〜3mmずつずらして重ね、端からできるだけ細く切ります。
- みじん切り
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せん切りを横に向きを変えて、端からできるだけ細かく切ります。
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