煮物はここまでほったらかしにできた…! 夕方のへとへとを解放するほったらかし煮
こんにちは、ユーラシアです。
近頃めっきり寒くなって、自転車に息子を乗せた帰り道は脳内で呪文のように「煮物が食べたい……煮汁が飲みたい……」と呟いています。
ちょうどレタスクラブ11月号に煮物のレシピ特集が掲載されているのですが、その特集名は「ほったらかし煮」。
煮物って元々そんなに手をかけて作るイメージではないので、「もう十分ほったらかしちゃってます(汗)」と一瞬照れてしまったのですが、この「ほったらかし煮」はいつも以上に放っておけるそう。
というのも、一般的な煮物は出汁で具材を煮て、終盤に調味料を加えることが多いと思うのですが、このレシピは最初に具材と煮汁を一気に入れて、あとはほぼほったらかしできるそうなんです。
そう言われてみれば煮物は揚げ物などに比べれば断然楽だけど、ちょこちょこ具材や煮汁の様子を見なきゃいけないし、完全に放っておける料理というわけではないですよね。
まあ私は放っておいて失敗したこともあったような、なかったようなって感じですが……。(確実にあった)
厚揚げととりひきのしょうが煮
材料・2〜3人分
A 絹厚揚げ(または厚揚げ)……1枚(約220g)(水けと油分を押さえ、6等分に切る)
B ピーマン……3個(へたと種ごと縦半分に切る)
C とりひき肉……150g
煮汁(混ぜる)
おろししょうが……小さじ1/2
酒、水……各大さじ2
砂糖、しょうゆ……各大さじ1と1/2
作り方
1 直径約20cmの鍋にA、Bを順に広げ入れる。Cを一口大ずつ全体に散らして煮汁を回しかける。
2 オーブン用ペーパーを約25cm四方に切り、具材に接するようにしてかぶせ、ふたをして中火に約10分かける。ふたを取って強火にし、約1分混ぜながら味をからめる。
ポイントはオーブン用ペーパー。鍋の口径より一回り大きく切ったペーパーを落としぶたにすることで、余分な水分を使わずに全体に煮汁がいきわたり、火が早く通るそうです。
それにしても煮汁が少なめだったので、10分間ほったらかしてる間に足りなくならないかちょっと心配だったのですが、オーブン用ペーパーのおかげで全く問題ありませんでした。食材の潤いは守られた。
(以前煮物をほったらかしてる間に水分がなくなって焦げ付いた暗い過去があるのでソワソワしてしまいました……)
それどころか、10分しか煮てないのに厚揚げにしっかり味が染み込んでるっぽくて驚きました。まるで30分コトコト煮たかのようなオーラが。
厚揚げがあまりにも美味しそうだったので、思わず味見と称してつまみ食いをしたのですが、ものすごくジューシーで、煮汁とともに幸せが溢れました。
これは「煮物が食べたい、というか煮汁が飲みたい」という私のニーズに見事に合致した料理……!
厚揚げから染み出す優しい味が、ちょっと疲れてる体に染み入ります。最近へとへと……と言うほどではないけど毎日ちょっとずつ疲れてるので本当に沁みます。
気づけば何個も食べてしまいました。つまみ食いは作った人の特権なので仕方ありません……。
ピーマンはちょうどいい塩梅でくたっとして苦味もなく食べやすかったです。とりひき肉はパサパサ感もなく、ざっくり塊で入れただけなのにちゃんとまとまってて肉団子みたいに食べ応えがありました。
うちでは家族の評判もかなりよかったです。みんな疲れてるし冷えてるからこういうの食べたいんですよね。
今回は初めてだったのでちょっとソワソワしてしまいましたが、10分間ほったらかしにしても完全に大丈夫であることが分かったので、次回からは安心してほったらかしたいと思います。
ただでさえけっこう楽だった煮物をここまでほったらかしにできるなんて、これはもう「解放された」と言っていいですよね。
心ある誰かが生み出してくれた工夫により様々な手間がカットされた現代ですが、ここに来て、主婦、さらなる解放へ━━。
子どもの面倒は見るけど煮物の面倒は見たくない、そんな主婦(私)を助けてくれるレシピでした。
作=ユーラシア
▶Twitter:
@yuh_rasiaInformation
おいしさ極まる「ほったらかし煮」/おうちで作れるさつまいもの映えおやつ!/夫や子どもが使いやすいキッチン収納/「寝ても疲れが取れない」のはナゼ!?/【とじこみ付録】大根の時短レシピBOOK/【特別付録】SNOOPY カレンダー2022
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