牛肉と根菜のきんぴら


粉ざんしょうの香りをプラス
材料(2人分)
ごぼう…1/2本
にんじん…1/3本
れんこん…1/3節(約50g)
おろしにんにく…1/2片分
合わせ調味料
・酒、しょうゆ、みりん…各大さじ2
粉ざんしょう…適量
・酒、ごま油
作り方
- ごぼうは4〜5mm幅の斜め切りにし、水に3〜4分さらして水けをよくきる。にんじんは4〜5mm厚さの半月切りにする。れんこんは4〜5mm厚さのいちょう切りにする。牛肉は酒大さじ1/2をもみ込む。
- フライパンにごま油大さじ1強を熱し、ごぼう、にんじん、れんこんを入れて炒める。れんこんが透き通ってきたら、牛肉をほぐして加え、炒め合わせる。
野菜を炒めてから牛肉を加え、肉に完全に火が通る前に合わせ調味料を加える。 - 肉の色が大体変わったら合わせ調味料とにんにくを加え、汁けがほぼなくなるまで、1〜2分炒める。器に盛り、粉ざんしょうをふる。
※カロリー・塩分は1人分での表記になります。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
※レシピ作成・表記の基準等は、「レシピについて」をご覧ください。

- 沼口ゆき
- バンクーバーへの留学後、OLを経てル・コルドン・ブルー(東京)とエコール・リッツ・エスコフィエ(フランス)などで料理と製菓を学ぶ。有元葉子氏に師事し、独立したのち料理教室「波よけ通りキッチン 」をオープンさせる。
食材の扱い方・ポイント

- ごぼう
- 独特の香りと歯ごたえで、日本の食卓ではおなじみの食材ですが、実は世界でごぼうを日常的に食…
基本の扱い方
- 皮をこそげる(1)
-
ごぼうの味や香りは皮の近くにあるので、皮をむきすぎないこと。たわしでよくこすり洗いするだけで充分です。
- 皮をこそげる(2)
-
汚れや黒ずみが気になる場合は、包丁の背で表面の薄い皮をこそげてもOK。
切り方
- 細切り
-
4〜5cm長さに切り、2〜3mm厚さの縦薄切りにしてから、少しずらして数枚重ね、繊維に沿って、2〜3mm幅に切ります。きんぴらごぼうや、サラダなどに。
- 乱切り
-
4〜5cm長さに切り、2〜3mm厚さの縦薄切りにしてから、少しずらして数枚重ね、繊維に沿って、2〜3mm幅に切ります。きんぴらごぼうや、サラダなどに。
- ささがき(1)
-
縦に長い切り込みを、5mmくらいの間隔で外側全周に入れます。
- ささがき(2)
-
まな板の上でごぼうを回しながら、皮むき器で削っていきます。
●本来は、切り込みを入れず、まな板の上でごぼうを回しながら、包丁をねかせて薄くそいでいきます。薄くすんなりとした笹(ささ)の葉の形に仕上げるのが理想的です。 - 斜め薄切り
-
斜めに包丁を入れて1〜2mm厚さに薄く切ります。斜めの角度は、仕上げたい形によって調節して。
- たたきごぼう
-
鍋に合わせた長さに切って、3〜10分、ごぼうの太さや、かたさの好みなどで加減してゆで、やわらかくしてからすりこ木などでたたきます。こうすると繊維が切れて食べやすくなると同時に、味がしみこみやすくなります。
- 切ったら水につける
-
アクが強く、空気に触れると変色しやすいので、切ったそばから水につけてアクを抜きます。長くつけすぎると逆にアクが戻ったり、香りが抜けるので、5分ほどつけたらざるに上げます。

- にんじん
- 赤い色が食欲をそそる、緑黄色野菜の代表。生で、煮る、炒める、揚げるなど、さまざまな調理法…
基本の扱い方
- 皮をむく(1)
-
茎のつけ根から7〜8mm内側に包丁を入れて、へたを切り落とします。
- 皮をむく(2)
-
皮をむいてから使う長さに切ります。にんじんの皮をむくには皮むき器がおすすめ。縦方向にむいて。
切り方
- 輪切り
-
横にして小口から厚さをそろえて切れば、輪切りに。厚さは、料理に合わせて調節を。
- いちょう切り(1)
-
作りたい分量の長さに切り、縦四つ割りにします。
- いちょう切り(2)
-
四つ割りにしたうちの2本を、切り口を下にして置き、端から薄切りにします。厚さを揃えて切ると、火の通りが均一に。
- せん切り(1)
-
皮をむき、斜め薄切りにします。
- せん切り(2)
-
これを少しずつずらして重ね、端から細く切ります。
- せん切り(3)
-
縦薄切りにしてからせん切りにしても。この場合、4〜5cm長さに切ったら、縦に薄切りにします。このとき、端を1枚切ったら、その切った面を下にして置くと、安定して切りやすくなります。
- せん切り(4)
-
これを少しずつずらして重ね、端から細く切ります。
- 短冊切り(1)
-
4〜5cm長さに切ったら、縦に1cm厚さに切ります。
- 短冊切り(2)
-
端から薄切りにします。
- あられ切り(1)
-
さいの目切り(約1cm角)よりさらに細かく、約5mm角に切る角切り。
4〜5cm長さに切ったら、5mm厚さの薄切りにします。 - あられ切り(2)
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これを5mm角の細切りにしたら、端から5mm幅に切って、立方体にします。
- ねじ梅
-
野菜を花の形に切る「花形切り」の一つで、立体感のある梅の花の形にしたもの。煮ものなどに。
- ねじ梅(1)
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にんじんは皮をむいてから7〜8mm厚さの輪切りにし、花形の抜き型を使って、抜きます。
- ねじ梅(2)
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花びらの境目5カ所全部から中心に向かって、包丁の刃元を使って2〜3mm深さの切り込みを入れます。
- ねじ梅(3)
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花びらの中心から、左側の境目の切れ込みに向かって、包丁の刃元を斜め下向きに進め、薄くそぎ落とします。これを花びらごとに繰り返します。

- れんこん
- 11月ごろから年末にかけて、価格も安くなってくる冬野菜のれんこん。はすの肥大した地下茎で…
下ごしらえ
- 泥をよく落とす
-
穴に汚れが残らないよう、ペーパータオルを差し込んでふくか、ため水の中でふり洗いします。
- 皮をむく
-
両端の節を切り落としてピーラーで縦方向に一気にむきます。
- 酢水にさらしてアクを取る
-
切り口が空気に触れるとアクが出て黒くなります。皮をむいたら酢少々を加えた水に5分ほどさらします。
切り方
- 輪切り
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穴のあいた独特の形を生かせる切り方。端から、料理に応じた厚さに切っていきます。天ぷら、はさみ揚げなどに。
- いちょう切り
-
特に太い部分を食べやすい大きさに切るなら、いちょう切りに。縦四つ割りにして、端から、料理に応じた厚さに薄切りにします。
- 乱切り
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細いものはそのまま、太いものは半割りか四つ割りにして90度ずつ全体を回しながら、材料に対し斜めに包丁を入れ、形を揃えて切っていきます。
- 太さに合わせた切り方を
-
太い部分と細い部分の差が大きいので、切り方を変えて。輪切りや半月切りのほか、太いものなら写真のように4cmくらいの長さに切ってから棒状にしても。
- 花れんこん
-
れんこんを花びらの形になるように切る飾り切り。煮ものやあえものなどに使えば、いつもの料理が華やかになります。
- 花れんこん(1)
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4〜5cm長さに切り、穴と穴の間に2〜3mm深さの切り目を縦に入れ、切れ目に向かって左右から包丁を斜めに入れて、皮ごと三角形に薄くそぐように切り取ります。
- 花れんこん(2)
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同じように、穴と穴の間すべてを切り取っていくと、ほぼ花びらに近い形に。
- 花れんこん(3)
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残った皮をむきます。このとき、切り口の角張ったところを落とすように丸みをつけてむくと、花形がきれいになります。
- 花れんこん(4)
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使う料理に適した厚さの輪切りにします。
- 矢羽根(矢ばす)
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れんこんの穴を切ってできる凹凸を利用した飾り切り。盛りつけるときは2つ合わせて。甘酢漬けなどに使われます。
- 矢羽根(矢ばす)(1)
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皮をむき、片側が少し厚くなるようにして、斜め切りにします。
- 矢羽根(矢ばす)(2)
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すわりがよくなるよう、両端を少し切り落とします。
- 矢羽根(矢ばす)(3)
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まん中で半分に切り、切り口を上に向けて、2つを揃えます。
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