
おうちベーコン&燻製卵
おうち燻製(くんせい)
下ごしらえにひと手間かけて本格的に!
下ごしらえ
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1
<用意するもの>中華鍋:高温でも変形しにくい鉄製の中華鍋を使って。持ち手が鉄製でないものは、加熱中に焦げるおそれがあるのでNG。口径は30cm程度がよい。ふたも口径と同じくらいのものを使う。中華鍋は焦げや煙のにおいがつくので、できれば燻製専用のものを用意するとよい。
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2
<用意するもの>焼き網:食材をのせるために使う円形の網。中華鍋の口径より小さいサイズを選んで。口径30cmの中華鍋の場合は、直径約23cmのものが合う。
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3
<用意するもの>吸水シート:下ごしらえ全般用のほか、燻製専用のものもある。手に入らない場合は、ペーパータオルを2〜3回取り替えるとよい。
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4
<用意するもの>スモークチップ:香りのよい、木の破片。熱すると煙が出て食材をいぶす。桜、くるみ、ヒッコリーなどさまざまな種類があるが、初心者は、くせのない桜チップがおすすめ。アウトドアグッズ売り場や100円ショップなどで手に入る。
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5
下味をつける:豚肉の長さを半分に切る。下味の塩、こしょうをふって手でもみ込み、吸水シートでぴっちり包み、冷蔵庫に入れて約1日おく。
作り方
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1
塩抜きをする:1日置いた豚肉の吸水シートをはずし、流水で洗う。ボウルに豚肉を入れ、かぶるくらいの水を加え、約30分おいて塩抜きをする。
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2
乾燥させる:豚肉をペーパータオルで拭いてバットに入れ、ラップをかけずに冷蔵庫に入れ、4〜5時間おいて乾燥させる。
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3
保存容器にゆで卵、めんつゆを入れ、ふたをして冷蔵庫に入れ、4〜5時間おく。
途中、上下を返し、まんべんなく味をつけて
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4
焼く:豚肉は焼き始める約30分前に冷蔵庫から取り出し、室温にもどす。中華鍋に焼き網をのせ、豚肉を脂身を下にして並べる。ふたをして弱めの中火にかけ、途中上下を返し、うすく焼き色がつくまで約15分焼く。
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5
チップを入れる:火を止めて豚肉をいったん取り出し、トングで焼き網をはずし、鍋底にある脂をペーパータオルで拭き取る。スモークチップ1/2カップを入れる。
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6
アルミホイルをのせ、スモークする際、落ちてくる脂でスモークチップの煙が消えないようにする。
※作業をする際はやけどに注意する。
口径18cm程度のボウルなどの口にアルミホイルを押し当てて跡をつけ、縁を立ち上げて皿のような形にすると、落ちてくる脂を受け止めやすくなる。 -
7
スモークする:再び、トングで焼き網をのせ、豚肉は横にして、ゆで卵は汁けをきってのせる。ふたをして火にかける。約1分30秒焼き、鍋の中に煙を充満させ、周囲から煙が出てきたら弱めの中火にし、約15分スモークする。茶色く色づき、豚肉に竹串を刺してみて透明の肉汁が出たら取り出し、粗熱をとって食べやすく切る。
ふたは、ぴったり合うものではなく、周囲に少しすき間があるほうが、程よく空気が入ってスモークチップの煙が消えにくくなる。ふたは、あれば高さのあるものがベスト。 -
8
すぐに食べない場合は、さめたらラップで包み、冷蔵庫で4〜5日間保存可能。
●おうちベーコン:全量で1,544kcal、塩分全量で8.0g
●燻製卵1個分:76kcal、塩分1個分0.5g -
9
※燻製を作るときの注意
●燻製は、鍋が高温になるため、安全機能センサーがついたコンロで行なうと、途中で火が消えてしまうこともあります。その場合は、カセットコンロで調理するとよいでしょう。
●作業中は煙が出るため、必ず換気扇を「強」で回し、窓をあけて充分に換気をしながら行なってください。できれば庭など、屋外での作業をおすすめします。
●カセットコンロのガスボンベの上部には鍋や鍋の持ち手が来ないように置いてください。
●鍋や焼き網、ふたは高温になるため、やけどには充分に注意してください。
●鍋と焼き網の大きさは必ず守ってください。
●ふたをあける際は、ふたについた脂が鍋の中に入らないように注意してください。
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