黒豆【by 野﨑洋光さん】

336kcal
0.2g
黒豆【by 野﨑洋光さん】
黒豆【by 野﨑洋光さん】

分とく山野﨑さんに習う黒豆&栗きんとん

野﨑洋光さんのレシピ

実作業2時間ほど、あとはほったらかしででき上がります

材料(作りやすい分量・約6人分)

  • 黒豆…300g
  • しょうがのせん切り…1かけ分(約10g)
  • 重曹…大さじ1
  • 砂糖、しょうゆ
黒豆…300g
しょうがのせん切り…1かけ分(約10g)
重曹…大さじ1
砂糖、しょうゆ

作り方

  1. ボウルに黒豆と水を入れ、表面の汚れをざっと洗う。虫が食って軽くなった豆は水に浮くので、浮いたりいたんでいる豆は取り除く。黒豆は水をきって大きめのボウルに入れ、豆の表面から4〜5cm上の高さになるくらいのたっぷりの米のとぎ汁を注ぐ。ラップをかけて冷蔵庫に入れ、2日間かけてしっかり吸水させ、アクも抜く。
    水で洗っていたんだ豆を除く
    米のとぎ汁に2日間つける
  2. 米のとぎ汁を捨て、水にさらしながら割れた豆を除き、水をきる。皮が少し破けている程度のものは除かずに使ってもよい。
    水にさらして割れた豆を除く
  3. 大きめの鍋に黒豆を入れ、豆の表面から約3cm上の高さまで水を注ぐ。重曹を加え、火にかける。重曹は、アルミ製の鍋を黒ずませるので、鍋はステンレス製、ホーロー製などを使う。ふつふつしてきたら弱火にし、木の落としぶたをして、やわらかくなるまで1時間30分〜2時間ゆでる。やわらかさの目安は、豆を1粒口に入れ、上あごと舌で簡単に押し潰せる程度。
    重曹を加えて落としぶたをしてゆでる
  4. 火からはずし、鍋のままさます。完全にさめたら、網じゃくしで丁寧にすくって水を入れたボウルにとり、重曹の臭みを抜く。流水を弱く注ぎ、ボウルの水が透き通ったら、水をきる。
    さまして水にさらす
  5. 鍋に黒豆を入れてかぶるくらいの水を注ぎ、弱めの中火でゆでる。途中でアクが浮いてくるので、丁寧に取り除く。
    水からゆでる
    水からゆでると、豆が中心から温まり、割れたり皮が破けたりしません
  6. 沸騰してきたらすぐに火を止め、網じゃくしですくってざるに上げ、湯気をとばす。
    ざるに上げて湯気をとばす
  7. オーブン用ペーパーを円形に切り、小さい空気穴をあけて落としぶたを作る。鍋に水2 1/2カップ、砂糖400g、黒豆を入れ、落としぶたをかぶせ、火にかける。ふつふつしてきたら弱火にして約30分煮る。紙の落としぶたをすると、豆が潰れず、表面が乾かない。火からはずして、完全にさます。いったんさますことで甘みが豆に浸透しやすくなる。
    落としぶたをして砂糖水で煮る
    涼しい所で焦らずにさましましょう
  8. 砂糖200gを加え、紙の落としぶたをかぶせ、火にかける。ふつふつしてきたら弱火にして20〜30分煮る。
    砂糖は分けて加えたほうが、しっかり味がしみこみます
  9. 風味をよくし、つやもよくするために、しょうゆ大さじ1を加え、弱火のまま2〜3分煮る。
    しょうゆを加えて煮る
  10. しょうがを散らすように加えてひと煮立ちさせ、火を止めてさます。1日たつと味が落ち着き、きれいな黒みが安定する。
    しょうがを加えて煮る

※カロリー・塩分は1人分での表記になります。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
※レシピ作成・表記の基準等は、「レシピについて」をご覧ください。

お料理メモ

黒豆は、その年に収穫された新豆を使う。古い豆ではやわらかくなりにくく、煮え方にむらが出やすい。つやがよく、豆自体にしわがないものを選ぶ。
重曹は、豆をやわらかくゆでるために、下ゆでのときに使う。和菓子作りに使うことも。掃除用のものも出回っているので注意し、食用のものを用意する。

カテゴリ:
主な食材:
ジャンル:
レシピ作成・調理:
撮影:
  • 竹内章雄

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