さばだんご大根鍋


ほんのりしょうが風味でやさしい味わい
材料(2〜3人分)
- 大根…1/4本
- さばだんご
- ・さば…半身1枚(約250g)
- ・おろししょうが…1かけ分
- ・長ねぎの粗みじん切り…10cm分
- ・片栗粉…大さじ1
- ・みそ…小さじ2
- 万能ねぎの小口切り…4〜5本分
- だし汁…4カップ
- ・塩
さばだんご
・さば…半身1枚(約250g)
・おろししょうが…1かけ分
・長ねぎの粗みじん切り…10cm分
・片栗粉…大さじ1
・みそ…小さじ2
万能ねぎの小口切り…4〜5本分
だし汁…4カップ
・塩
作り方
- 大根は5mm角の棒状に切る。土鍋にだし汁と大根を入れて火にかけ、大根が透き通るまで煮る。
- さばだんごを作る。さばは、スプーンで身をこそげて骨と皮を除き、包丁で細かくたたいてボウルに入れる。残りの材料を加えて、スプーンで粘りが出るまで練り混ぜる。
さばはスプーンを使って骨と皮に沿って身をこそげると、きれいに身がとれる。 - スプーンで一口大に丸めて、1の鍋にそっと落とし入れる。アクを除いて約4分、さばだんごに火が通るまで煮る。塩で調味し、万能ねぎをのせる。
- 鍋の具を食べ終わったら冷凍うどんを鍋に加え、うどんが温まったら器に盛る。好みで万能ねぎの小口切りをふっても。さばや大根のうまみが凝縮されてコクのある味に。
●鍋あとのうどん:1人分82kcal、塩分1人分0.5g
※カロリー・塩分は1人分での表記になります。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
※レシピ作成・表記の基準等は、「レシピについて」をご覧ください。

- 飛田和緒
- 料理研究家。テレビや書籍など、様々なメディアで活躍。旬の素材を使用する家庭の味を基本にしながら、独自のアイデアを盛り込んだ料理が人気。著書は「家族と歩んだ15年のレシピ 飛田和緒のうちごはん」(KADOKAWA)など。
食材の扱い方・ポイント

- 大根
- みそ汁、煮もの、炒めものからサラダまで、そして薬味の代表、大根おろしとして応用範囲の広い…
基本の扱い方
- 皮をむく(1)
-
1)皮に近い部分は繊維が多く、煮てもやわらかくならないので、大抵皮をむいて使います。約5mmを目安に厚めにむくと、口当たりよく仕上がります。
- 皮をむく(2)
-
むいた皮はせん切りにして、炒めてきんぴらにしたり、干して自家製の切り干し大根にするなど、むだなく利用できます。
- 面取り
-
大根の切り口に角があると、加熱調理したときにくずれやすいので、切り口の角を削るように、少々切り取ります。削った角はみそ汁の実などに利用して。
切り方
- 輪切り
-
横に厚さをそろえて切ります。切り口の形は円形。厚さは作り方の指示通りにします。
- 半月切り(1)
-
扱いやすい長さに切り、皮をむいてから縦半分に切ります。
- 半月切り(2)
-
切り口を下にして置き、同じ厚さに切ります。輪切りでは大きすぎるときに用いられます。
- いちょう切り(1)
-
使う分量の長さに切り、縦四つ割りにします。
- いちょう切り(2)
-
端から1〜2mm厚さに切ります。切り口の形がいちょうの葉に似ているのでこの名に。厚さをそろえて切るのがポイント。
- 細切り(1)
-
5〜6cm長さに切り、縦に薄切りにします。このとき、薄く切れば切るほど仕上がりがきれいに。
- 細切り(2)
-
薄切りにしたものを重ねて、端から細く切ります。
- 拍子木切り(1)
-
長いものは4〜5cmに切って皮をむき、1cm程度の幅に切ります。
- 拍子木切り(2)
-
さらに縦1cmの幅に切り、4辺の幅がそろった棒状になるように切ります。煮ものや漬けものなどに、用いられます。
- さいの目切り
-
拍子木切りにしたものを横にして、さらに1cm幅に切って、さいころ状にします。それよりひと回り小さい、5mm角程度の大きさのものは「あられ切り」といいます。
- 色紙切り
-
1cm四方の色紙切りなら、1辺の幅が1cmの拍子木切りにし、小口から1mm厚さくらいの薄切りにします。
- 短冊切り
-
4〜5cm長さに切り、縦に1cm厚さに切ってから端から1〜2mm幅に切ります。
- 乱切り
-
全体を回しながら斜めに包丁を入れて、大きさをそろえながら切ります。
- なた切り
-
まな板の上に置かず、手で持って回しながら包丁で同じくらいの大きさに切ります。鍋の上で切って、直接入れることもできます。煮ものや鍋もの、汁ものなどの料理を作るときに。
- かくし包丁
-
大根などの大きいものの火の通りをよくし、味のしみ込みもよくするために、見えないところに包丁で切り込みを入れます。野菜の厚みの1/3ぐらいまで入れるとよいでしょう。
- かつらむき
-
大根を必要な長さに切ったら、体と直角になるように左手で持ち、皮を厚めにむき取って、太さが均一な円筒形に整えます。左手で大根を右に回しながら、右手の親指で包丁を前後に滑らせて、薄くむくように切ります。
●かつらむきにしたものは、3〜4枚重ねて、端から繊維に沿ってごく細いせん切りにし、水にさらして、刺し身のつまなどにします。
かつらむきにしたものを、くるくると巻いて、端から繊維に対して直角に切っていくことも。これは、刺し身の下に敷く“敷きづま”としてよく使われます。
保存
- 保存するときは
-
大根は日がたつと、切り口から水分が蒸発し、“す”(一種の空気穴)が入りやすくなるので、切り口をぴったりとラップでおおって保存を。
生食しない分は、下ゆでして保存(冷蔵庫で4〜5日保存可能)するのもおすすめです。

- さば
- 青魚、光りものの代表格。「ほんさば」と「ごまさば」があり、一般にさばといえば「ほんさば」…
基本の扱い方
- 下ごしらえ(1)
-
胸びれのつけ根から包丁を入れます。反対側も同じようにし、中骨を切って、頭を落とします。ことのき、まな板に新聞紙を敷くと、後片づけがラク。
- 下ごしらえ(2)
-
尾を左にし、頭を落とした切り口から、まっすぐに肛門まで腹を切り、内臓をかき出します。
- 下ごしらえ(3)
-
腹の中や中骨についた血合いまで、きれいに水洗いし、ふきんやペーパータオルでしっかりとふき取ります。中骨部分に血のかたまりが残っていると、臭みの原因になるので、ていねいに洗って。割り箸や歯ブラシなどを使うと、きれいに掃除できます。
- おろす(1)
-
尾を左にして置き、頭の切り口の中骨のすぐ上のところに包丁を当て、中骨に刃先を当てて包丁を進め、尾まで切ります。
- おろす(2)
-
魚の向きを変え、尾を右に置いて、尾のほうから包丁を入れて、中骨まで切ります。
- おろす(3)
-
これで、上身(頭を左、腹を手前に置いたときの上側の身)と、骨のついた下身の2枚になります。
- おろす(4)
-
反対側の身も同様に、背側と腹側から包丁を入れ、切り離します。
- おろす(5)
-
上身、下身、中骨の、三枚になります。
- おろす(6)
-
腹骨をそぐように切り取ります。
- おろす(7)
-
しめさばなどにする場合は、おろしたあとに骨抜きで小骨を抜きます。目で見えるものだけでなく、小骨を指先で探りながら、頭の方向へ引っ張って残さず抜きます。
- 筒切り(1)
-
内臓まで切らないように注意しながら、胸びれのつけ根から中骨まで、まっすぐ下に包丁を入れます。
- 筒切り(2)
-
腹側にぐるりと切り目を入れて身と中骨を切り、最初の包丁目につなげます。
- 筒切り(3)
-
身を押さえながら、もう一方の手で頭を持ち、静かに引っ張りながら内臓を引き抜きます。腹の中を流水で手早く洗って、残った血を洗い流し、料理に応じた幅に切り分けます。
包丁は、まっすぐ下に向けて。尾のほうにいくにしたがって細くなるので、その分大きめに切るとよいでしょう。
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