栗ご飯【by 中村成子さん】

材料（作りやすい分量・2〜3人分）

栗
　300g
米
　１ 1/2合
もち米
　1/2合
砂糖、しょうゆ、塩

• 栗

  300g

• 米

  １ 1/2合

• もち米

  1/2合

• 砂糖、しょうゆ、塩

1. 1

   ボウルに栗とかぶるくらいの熱湯を注ぎ、熱湯がさめるまでおく。

   

   栗は熱湯につけることで、皮がやわらかくなってむきやすくなる

2. 2

   栗を取り出して水けをペーパータオルでよくふき取り、皮をむく。皮は、まず鬼皮のざらざらした部分に包丁の刃元を少し差し込み、とがったほうへ向かってはぎ取る。

   

   かたい鬼皮は、包丁の刃元で切り目を入れ、刃と親指で皮をはさんで持ち、はぎ取る。

3. 3

   鬼皮をすべてむいたら、鬼皮のときと同じ向きに、包丁を入れて渋皮をむく。

   

   渋皮は、できるだけ身を削らないようにむいて。

1. 1

   栗が大きければ半分に切って小鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて火にかける。煮立ったら弱めの中火にして2～3分ゆで、湯が濁ったら、ざるにあけて湯をきる(湯が写真より黒く濁る場合はもう一度ゆでこぼす)。栗は収穫してから時間がたつとアクや渋みが出るので、ゆでて取り除く。

   

   栗はゆでこぼしてアクを除く

2. 2

   １の栗を小鍋に戻し、かぶるくらいの水、砂糖大さじ1、しょうゆ小さじ1、塩少々を入れて火にかける。煮立ったら弱めの中火にし、7～8分煮る。栗と煮汁に分ける。栗は、炊飯器で炊く前に煮てうすく味をつけておくと、風味が増す。この段階で、栗には七分通り火が通るくらいでよい。

   

   砂糖としょうゆで煮て栗のうまみを引き出す

3. 3

   米、もち米はそれぞれ洗ってざるに上げ、30分以上おく。炊飯器に米ともち米を入れて混ぜ、水2カップ強(米全体の1.2倍)を注ぐ。塩小さじ1/2、２の栗、煮汁大さじ2を加えて軽く混ぜ、普通に炊く。炊き上がったらさっくりと混ぜる。好みでごま塩をふっても。栗を煮た汁を加えて炊くと、ご飯にも栗の風味がつき、味がまとまる。

   

   栗の煮汁を加えると風味豊かな炊き上がりに

   

   うるち米に、もち米を加えて炊くともちもち感が出ておいしい。うるち米だけで作る場合は、水加減を米の1.1倍に。

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