きのこ回鍋肉


きのこでボリュームアップしてヘルシーに
材料(2人分)
まいたけ…1パック
しめじ…1パック
豚バラ薄切り肉…200g
キャベツ…2〜3枚(約150g)
ピーマン…2個
にんにくの薄切り…1片分
しょうがの薄切り…1かけ分
豆板醤(トウバンジャン)…小さじ1/2〜1
合わせ調味料
・みそ…大さじ2
・砂糖…大さじ1 1/2
・しょうゆ…大さじ1
・酒…大さじ1/2
・ごま油
作り方
- エリンギは長さを半分に切って5mm幅に切る。まいたけ、しめじはほぐす。キャベツは軸を切り分け、葉は大きめの一口大に切り、軸は薄切りにする。ピーマンは縦半分に切って乱切りにする。豚肉は5〜6cm幅に切る。
- フライパンに豚肉を広げ入れて火にかけ、焼き色がつくまでよく炒める。出てきた脂を大さじ1ほど残して、余分な脂を拭き取る。
- にんにく、しょうがを加え、炒める。香りが立ったら中央をあけて豆板醤を加え、香りが立ったらピーマン、キャベツも加えて炒め合わせる。
- 全体に脂がまわったら1のエリンギ、まいたけ、しめじを加える。強めの中火にし、きのこが少ししんなりしたら合わせ調味料を回し入れ、全体を炒め合わせる。仕上げにごま油小さじ1を回し入れ、さっと混ぜる。
きのこは完全に火が通る一歩手前くらいで、合わせ調味料を加えると、炒め合わせたときにちょうどよく火が通り、食感よく仕上がる。
※カロリー・塩分は1人分での表記になります。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
※レシピ作成・表記の基準等は、「レシピについて」をご覧ください。

- 石原洋子
- 料理研究家。長年、自宅にて料理教室を主宰。家族が喜ぶ定番の料理からおもてなしの料理まで、誰でも再現しやすいように考え抜かれた幅広いレシピが人気。雑誌や書籍のほか、テレビでも活躍している。
食材の扱い方・ポイント

- エリンギ
- エリンギは、本来は日本では自生しないきのこで、流通しているものは、温度・湿度管理のもとに…
基本の扱い方
- 手で裂く
-
縦に半分に裂いて、さらに2〜3等分に裂きます。根元に包丁で切り目を入れると裂きやすくなります。

- まいたけ
- 名前の由来は、舞い上がるほどおいしいから、とか。「幻のきのこ」とされてきましたが、70年…
基本の扱い方
- 小房に分ける
-
石づきがついていないものが多いので、根元は切らずに、手で縦に裂いて食べやすくします。
炒めものなどにする場合、大きいようなら長さを半分にしても。

- しめじ
- 一般にしめじや本しめじの名前で売られているのは、「ぶなしめじ」や、「しろたもぎだけ」、「…
基本の扱い方
- 石づきを切る
-
火の通りが早いので炒めもの、煮もの、さっとゆでてサラダにといろいろな料理に使えます。それに面倒な下ごしらえも不要。石づきのかたいところだけを包丁で切り落とします。
- 小房に分ける
-
手で裂いて食べやすい分量に分けます。

- キャベツ
- キャベツは四季を通して日本各地で栽培され、年中流通しています。春に種をまいて夏に収穫する…
基本の扱い方
- 1枚ずつはがす(1)
-
少量を使うときは、まるのままの状態で、かたい軸のつけ根に包丁を入れます。
- 1枚ずつはがす(2)
-
そこから指を入れて1枚ずつはがします。
- 1枚ずつはがす(葉を大きいまま使うとき)
-
ロールキャベツなど、葉を大きいまま使いたいときに。
葉をはずしやすいように、芯(しん)のまわりに包丁を入れ、ぐるりと芯をくりぬき、水にくぐらせてラップに包み、電子レンジ強で約2分加熱します。ラップをはずし、外側から1枚ずつ葉をはずします。加熱によってしんなりするので、破れずうまくはがせます。加熱しすぎないように、大きさによって時間調整を。
電子レンジがない場合は、熱湯につけても。大きい鍋にたっぷりの湯を沸かし、芯をくりぬいたキャベツを入れ、表面がしんなりしたら1枚ずつはがします。 - 芯を落としてからはがす
-
半割りのキャベツから葉をはがすときは、芯の両側から斜めに包丁を入れて芯を取り除き、その切り口から指を入れてはがすとスムーズ。
- 軸を取る
-
葉脈の厚い部分はかたいので、用途によっては除きます。かたい部分の両脇に包丁を入れ、切り取ります。
- ゆでて使う
-
葉を大きいままゆでるときは、かたい軸の側からさっと湯に通し、ざるに広げてさまします。春キャベツはやわらかく、クタッとなるのが早いので注意。電子レンジ加熱の場合は、洗って水をきらずに耐熱皿に入れ、ラップをかけて加熱します。
切り方
- ざく切り
-
葉を3〜4等分して重ね、横にして端から用途に応じた大きさにザクザク切っていきます。
- 炒めもの用は大きめに
-
炒めものなどにはやや大きめの切り方で。何枚か葉を重ねて切ればスピーディー。特に、春キャベツはやわらかく、加熱するとすぐにクタッとなるので、大きめに切るとよいでしょう。
- せん切り(1)
-
キャベツを四つ割りにして軸のかたい部分を切り取ります。
- せん切り(2)
-
内側と外側の2つに分けます。
- せん切り(3)
-
外側の部分をまな板に押しつけてなるべく平らにし、端からせん切りにします。内側も同様にして切ります。1枚ずつはずして、扱いやすい大きさに切って重ね、端からせん切りにしても。
- せん切り(4)
-
切ったらすぐに冷水に放し、シャキッとさせます。変色を防ぐ効果も。
- 皮むき器でせん切りに
-
扱いやすい大きさに切ったら、葉をはがさず、大きめの皮むき器や薄切り用スライサーでせん切りにします。
- 手でちぎる
-
半分や四つ割りなら、葉を手で一口大にちぎりながら芯も取り除きます。

- ピーマン・パプリカ
- ピーマンはトウガラシの一種で、辛みのない甘味種。一般的な緑色のピーマンは若いうちに穫るも…
基本の扱い方
- 一般的なピーマンのへたを除く(1)
-
縦半分に切ります。
- 一般的なピーマンのへたを除く(2)
-
へたの部分を手で持ち、外側にポキッと折り取ります。このときへたと中のわたや種もいっしょに取り除くように。
- 一般的なピーマンのへたを除く(3)
-
丸ごと肉詰めに使う場合などは、へたの部分にペットボトルのキャップ(金属のもの)などを差し込み、ぐるりと回して引き抜けば、へただけスポッと取れます。
- カラーピーマン(パプリカ)のへたと種を取る(1)
-
まず縦半分に切ります。へたの部分に左右から、斜めに2本切り目を入れ、手で種ごとへたを取り除きます。
- カラーピーマン(パプリカ)のへたと種を取る(2)
-
さらに中に残った種もきれいに取り、調理に合わせて切り分けます。輪切りの場合は異なります。
- 輪切りやカップにする場合は
-
上部のへたの部分を1cmくらい切り落とし、手で種を取り除きます。指でかき出すように、中に残った種もきれいに取って。輪切りにするときは、つぶさないようにそっと押さえて切ります。
- カラーピーマン(パプリカ)の皮をむく(1)
-
まるごとオーブントースターに入れて焼き、途中で上下を返して、表面の一部分が黒く焦げるくらいまで焼きます。
- カラーピーマン(パプリカ)の皮をむく(2)
-
熱いうちに紙袋に入れてそのままおき、蒸らしながらさまします。
- カラーピーマン(パプリカ)の皮をむく(3)
-
こうすると蒸れて皮と果肉が離れやすくなり、皮がきれいにむけます。ビニール袋では蒸れすぎるので、紙袋で。
- カラーピーマン(パプリカ)の皮をむく(4)
-
粗熱がとれたら、皮をむいて種を除き、料理に合わせて切ります。水洗いはしないこと。
切り方
- 角切り
-
縦半分に切って、へたを取り、料理に応じた幅に切り、横にして正方形になるよう、同じ幅に切ります。
- 細切り
-
縦半分に切ってへたを取り、縦に3〜4mm幅に細く切ります。
- 粗みじん切り
-
細切りにしたものを横にそろえて置き、端から3〜4mm幅に切ります。
- カラーピーマン(パプリカ)を一口大に切る
-
縦六つ〜八つ割りにして、1切れを3つくらいの不規則な形に切ります。

- にんにく
- 独特の香りと風味が特徴の香味野菜。イタリア料理、フランス料理、中国料理、韓国料理など、世…
基本の扱い方
- つぶす
-
薄皮をむいたにんにくをまな板にのせ、木べらなどをあて両手で押してつぶします。
- みじん切り(1)
-
新にんにくでない場合は中心に芽があます。芽の部分は味も口当たりもよくないので、縦半分に割ってから除きます。
- みじん切り(2)
-
切り口を下にして置き、左端を切り離さないようにして、上からと横から細かく切り目を入れ、右端から切り落としていくと効率よく切れます。

- しょうが
- 香辛料として、日本料理や中国料理に欠かせないしょうがは、熱帯アジア原産で、平安初期ごろに…
基本の扱い方
- つぶす
-
まな板にしょうがを置いて、木べらなどをあて両手で押さえてつぶします。
切り方
- 薄切り
-
針しょうがやせん切りになど、飾り切りにする場合は、皮を薄くむいたら、繊維の方向に、端からできるだけ薄く切ります。
炒めものなど、見た目を気にしない場合は、繊維を断つ方向に切ってもよいでしょう。 - せん切り
-
薄切りを縦に置いて2〜3mmずつずらして重ね、端からできるだけ細く切ります。
- みじん切り
-
せん切りを横に向きを変えて、端からできるだけ細かく切ります。
おすすめ読みもの(PR)
レシピ検索
ラクレシピならレタスクラブ
今日の夕飯のおかず&献立を探すならレタスクラブで!基本の定番料理から人気料理まで、日々のへとへとから解放されるプロ監修の簡単レシピ30505品をご紹介!