ポリ袋みそ

1615kcal
99.1g
ポリ袋みそ
ポリ袋みそ

自家製ポリ袋みそ

荻野恭子さんのレシピ

夏仕込みなら2カ月で完成!

材料(作りやすい分量・約1㎏分)

  • 乾燥大豆…250g
  • 乾燥米麹…200g
  • 塩(自然塩)…100g
乾燥大豆…250g
乾燥米麹…200g
塩(自然塩)…100g

下ごしらえ

  1. 大豆をさっと洗って、ゆでるときに使う鍋に入れ、かぶるくらいの水を注いで一晩おく。

作り方

  1. 下準備した大豆が入った鍋の水を捨て、かぶるくらいの水を注ぐ。鍋を火にかけ、沸騰したら弱めの中火にして大豆をゆでる。
    大豆をゆでる
  2. 鍋の中で常に対流が起こっているような状態をキープし、途中アクが出たら除き、水が減ってきたら足す。約3時間ゆでたら火を止め、そのままおいてさます。ざるにあけて水けをきる(ゆで汁約2カップはとりおく)。
    大豆をゆでるとアクが出るので、玉じゃくしですくって取る。大豆が水から出ないくらいの水位を保ち、水が減ったら足すようにして。
    約3時間ゆでてさますと、指で軽く押したときに大豆が潰れるくらいのやわらかさに。大豆の産地や時期にもよるので、ゆで時間は加減して。
  3. ゆで上がった大豆の1/3〜半量をフードプロセッサーに入れて、粒が細かくなるまでかくはんする。
    大豆を潰す
    フードプロセッサーがないときは、大きめのポリ袋に大豆の1/3〜半量を入れて、手で潰す。残りも同様にして、ゆでた大豆をすべて潰し、ゆで汁3/4〜1カップを加える。
  4. 途中刃が回りにくくなったら、とりおいたゆで汁を少しずつ加える。残りも同様にかくはんする。まんべんなく潰すために、2〜3回に分けてかくはんするのがコツ。潰した大豆はボウルに入れる。
    粒がまんべんなく細かくなるくらいがかくはんの目安だが、粗い粒のみそが好みなら粗く潰してもよい。
  5. 別のボウルに乾燥米麹を入れて、手で細かくなるまで砕く。パラパラになったら、塩を加えてまんべんなく混ぜ、塩きり麹にする。
    塩と米麹を混ぜる
    もみ洗いの要領で、麹と塩を両手でこするように混ぜ合わせるとなじみがよい。塩と麹が一体化し、塩の粒が目立たなくなればOK。
  6. 4に5を加えて、よく混ぜる。
    大豆に塩きり麹を混ぜる
    両手を使って、練り混ぜる。ここでしっかり混ぜておくことで、発酵が進みやすくなる。
  7. 麹の粒が目立たなくなり、まんべんなく混ざったら3〜4等分に分け、空気を抜きながら丸める。
    3〜4等分にし、両手でキャッチボールするようにして空気を抜きながら丸めていく。
  8. 丸めた7を大きめのポリ袋に入れて、空気を少し入れて口を結ぶ。発酵によりポリ袋がふくらんでくるので、端のほうで結ぶのがコツ。直射日光の当たらない涼しい場所に置き、1週間に1度は口をほどいて空気を入れ替えてから、ポリ袋ごともむようにする。夏は約2カ月後から、冬は約4カ月後から食べられる。
    ポリ袋に入れる
    作りたて(右)と1カ月後(左)のもの。発酵が進み、少しずつ色が濃くなっていく。

※カロリー・塩分は全量での表記になります。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
※レシピ作成・表記の基準等は、「レシピについて」をご覧ください。

荻野恭子
荻野恭子
料理研究家、栄養士、フードコーディネーター。世界の料理を学べる料理教室「サロン・ド・キュイジーヌ」主宰。これまでに65か国以上を訪れ、各国の家庭やレストランで伝統的な料理やお菓子を取材。新聞・雑誌の連載、講演会活動、メディア出演(3分クッキング、きょうの料理、あさイチ)など幅広く活動している。著書「おいしい料理は、すべて旅から教わった」他多数。

お料理メモ

保存容器に入れて、冷蔵庫で約6カ月保存可能。

カテゴリ:
主な食材:
ジャンル:
レシピ作成・調理:
撮影:
  • 福尾美雪

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