本格栗ご飯


栗は水につけるとむきやすくなります
材料(2人分)
米…2カップ(360cc)
だし汁…370cc
・酒、砂糖、塩、しょうゆ
作り方
- 栗は約30分水につけ、皮をふやかしてむきやすくする。米は洗ってざるにあけ、約30分おく。
- 栗の下を少し切り、切り口から外のかたい皮を包丁でむく。中の渋皮も同様にむいて半分に切り、水に10分さらす。
- 炊飯器の内釜に米、だし汁、酒大さじ1 1/2、塩小さじ1/2、砂糖、しょうゆ各小さじ1、2の栗を入れて軽く混ぜ、普通に炊く。炊き上がったら10分蒸らし、全体を軽く混ぜてから盛りつける。
※カロリー・塩分は1人分での表記になります。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
※レシピ作成・表記の基準等は、「レシピについて」をご覧ください。
- 葛西麗子
- ヨーロッパ各地で料理と製菓を学び、「葛西麗子お菓子教室」「スタジオECS料理教室」を主宰。著書には「とろぷるデザート (やわらかめがおいしい)」(世界文化社)、「お菓子の時間―秘密のレシピ・おいしい話」(日本ヴォーグ社)など。
食材の扱い方・ポイント

- 栗
- ホクホクでやさしい甘さがうれしい栗。日本の秋の味覚です。皮をむく手間はかかりますが、皮が…
皮のむき方
- 一般的なむき方(1)
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底の部分を小さく1片、削るように切り取り、1時間以上水につけておきます。鬼皮(外側の皮)が少しやわらかくなると同時に、削ったところから水が入り、鬼皮がむきやすくなります。
- 一般的なむき方(2)
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鬼皮をむきます。削った部分に、包丁の刃元を引っ掛けて引っ張れば、簡単にむけます。1〜2片むいたら、あとは手でむいてもOK。
渋皮煮など渋皮(内側の皮)をつけたまま調理する場合は、渋皮を傷つけないように注意しましょう。 - 一般的なむき方(3)
-
渋皮をむきます。包丁を栗の形に沿わせながら動かします。平らな面は、まな板に置いて、切り落としながらむいてもいいでしょう。
また、ペン形の皮むき器も便利。細かなカーブにも合わせやすいので、包丁よりも早く進みます。 - 一般的なむき方(4)
-
渋皮をむいたら、順に、きれいな水につけておきます。30分以上つけておくとよいでしょう。こうすることでアクが抜けます。
●生の栗はかたいので、よく切れる包丁、刃の丈夫な皮むき器を使い、左手でしっかりと持って、手もとに注意してむいてください。 - 鬼皮と渋皮を同時にむく方法(1)
-
底の部分を小さく1片、削るように切り取り、1時間以上水につけておきます。
鬼皮(外側の皮)が少しやわらかくなると同時に、削ったところから水が入り、鬼皮がむきやすくなります。 - 鬼皮と渋皮を同時にむく方法(2)
-
底の面を包丁で切り落とし、切った面を下にして安定よく置いて、平らな側面を切り落とします。
- 鬼皮と渋皮を同時にむく方法(3)
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丸い側面の鬼皮と渋皮(内側の皮)を一緒にむきます。一般的なむき方と同じ要領で、鬼皮を先にむいてから、渋皮をむいてもいいでしょう。
- 鬼皮と渋皮を同時にむく方法(4)
-
渋皮をむいたら、順に、きれいな水につけていきます。30分以上つけておくとよいでしょう。こうすることでアクが抜けます。
- 網で焼いてからむく方法(1)
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底の部分に包丁で切り目を入れて、網にのせて火にかけます。熱で皮が縮んで、先端がはじけ、むきやすくなります。
- 網で焼いてからむく方法(2)
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先端のはじけたところに、包丁の刃元を引っ掛けて、鬼皮(外側の皮)をむきます。渋皮(内側の皮)は、一般的なむき方と同じ要領でむきます。しっかり焼いて、ある程度火を通すと、実がやわらかくなって、渋皮もむきやすくなります。
●焼き栗ご飯にする場合などに向いているむき方です。こんがりと焦げ目がつくまで焼くと、手で皮がむけるうえに、こうばしい香りもつきます。 - ゆでてくりぬき出す方法(1)
-
そのまま水から入れてゆでます。ゆで時間は、実の大きさによって違いますが、30〜40分を目安に。ゆで加減は、必ず1つ切って、確かめて。
- ゆでてくりぬき出す方法(2)
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湯をきり、包丁で半分に割り、中身をスプーンでくりぬきます。
●そのまま食べるほか、フォークでつぶしたり、裏ごしする調理法に向いています。

- 米
- 日本の食に欠かせない米。日本では主に、ジャポニカ種のうるち米を食べます。うるち米は、精米…
基本の扱い方
- 米を洗う(1)
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ボウルに米を入れ、たっぷりの水を注いで1〜2回混ぜ、すぐに水を捨てます。乾いた米は吸水しやすいので、1回目は、米がぬかのにおいを吸わないよう、手早く。
- 米を洗う(2)
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2回目以降は、水を注いでから手で5回ほど軽くかき回し、水を捨てます。これを5回繰り返せばOK。水が透明になっていなくても、汚れは充分取れています。
※現在は、精米技術が発達し、ぬかや汚れが格段に減っているので、研ぐ(米どうしをこすり合わせるようにする)必要はありません。米が砕けないよう、やさしく洗い流すようにしてください。 - 吸水させる
-
米をざるに上げて、30分以上おき、吸水させます。
手軽に吸水させるには、炊飯器に米と、表示どおりの分量の水を入れ、夏なら30分、冬なら1時間ほどそのままおいておきます。
※吸水の必要がない炊飯器も普及しています。ご使用の炊飯器の扱い方を確認してください。
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