たけのこ混ぜずし


とり肉でボリュームとうまみアップ。おすすめの旬の味
材料(2人分)
ゆでたけのこ…100g
とりもも肉…小1枚(100g)
だし汁…1/2カップ
ふき…1/2本(50g)
すし酢(酢大さじ4、砂糖大さじ1 1/2、塩小さじ1)
木の芽…適宜
・酒、砂糖、塩、しょうゆ、みりん
作り方
- 米は炊く30分から1時間前に洗って同量の水(360cc)にひたし、炊飯器で炊き上げ、15分蒸らす。
- たけのこはいちょう切りにし、とり肉は1cm角に切る。鍋にとり肉と酒大さじ1を入れていりつけ、だし汁、しょうゆ、みりん各大さじ1、砂糖小さじ1を加え、たけのこも加え、煮立ったら弱火にして煮詰める。
- ふきは鍋に入るくらいの長さに切って塩少々をふって板ずりし、熱湯でゆでる。粗熱がとれたら皮をむいて小口切りにする。材料を混ぜてすし酢を作る。
- 水に含ませた飯台(またはボウル)にご飯をあけ、すし酢を回しかけ、うちわであおぎながら切るようにご飯を混ぜる。2と3の具を加えて混ぜ、器に盛って木の芽を飾る。
※カロリー・塩分は1人分での表記になります。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
※レシピ作成・表記の基準等は、「レシピについて」をご覧ください。

- 石原洋子
- 料理研究家。長年、自宅にて料理教室を主宰。家族が喜ぶ定番の料理からおもてなしの料理まで、誰でも再現しやすいように考え抜かれた幅広いレシピが人気。雑誌や書籍のほか、テレビでも活躍している。
食材の扱い方・ポイント

- 米
- 日本の食に欠かせない米。日本では主に、ジャポニカ種のうるち米を食べます。うるち米は、精米…
基本の扱い方
- 米を洗う(1)
-
ボウルに米を入れ、たっぷりの水を注いで1〜2回混ぜ、すぐに水を捨てます。乾いた米は吸水しやすいので、1回目は、米がぬかのにおいを吸わないよう、手早く。
- 米を洗う(2)
-
2回目以降は、水を注いでから手で5回ほど軽くかき回し、水を捨てます。これを5回繰り返せばOK。水が透明になっていなくても、汚れは充分取れています。
※現在は、精米技術が発達し、ぬかや汚れが格段に減っているので、研ぐ(米どうしをこすり合わせるようにする)必要はありません。米が砕けないよう、やさしく洗い流すようにしてください。 - 吸水させる
-
米をざるに上げて、30分以上おき、吸水させます。
手軽に吸水させるには、炊飯器に米と、表示どおりの分量の水を入れ、夏なら30分、冬なら1時間ほどそのままおいておきます。
※吸水の必要がない炊飯器も普及しています。ご使用の炊飯器の扱い方を確認してください。

- たけのこ
- 中国原産で、日本には江戸時代に渡ってきたといわれています。市場には、年末から出始めますが…
基本の扱い方
- 下ごしらえ(1)
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火の通りをよくし、皮をむきやすくするために、たけのこは洗ってから、穂先を斜めに切り落とし、縦に浅く切り込みを入れます。
- 下ごしらえ(2)
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鍋にたけのこ小2本(300g)と、かぶるくらいの水を入れ、赤とうがらし1〜2本と米ぬか1/2カップを加えて強火にかけます。
- 下ごしらえ(3)
-
煮立ったら弱火にして、たけのこが浮き上がらないように落としぶたをして30〜40分から1時間(大きさや質、鮮度による)ゆでます。湯が少なくなったら、途中で水をたします。
- 下ごしらえ(4)
-
たけのこの根元に竹串を刺してみて、スーッと通るようになったら、ゆで上がり。火を止めて、ゆで汁の中で人肌になるまで冷まします。
- 下ごしらえ(5)
-
冷めたら、切れ込みから皮をむき、水で洗います。穂先の部分は、かたくて茶色い皮だけをむきます。表面のささくれた部分を、割り箸でこそげ落とすと、きれいに仕上がります。内側のやわらかい皮は姫皮といって、おいしいので、捨てずにあえものなどに。
- 下ごしらえ(6)
-
皮をむいたらすぐに使えますが、すぐに食べない場合は、保存容器で水につけたまま保存します。冷蔵庫で、毎日水を替えて3〜4日保存可能です。
切り方
- 部位ごとに切り分ける(1)
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上部のやわらかい円すい形の部分と、中ほどの部分、かたい下部に切り分けます。
- 部位ごとに切り分ける(2)
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姫皮や穂先のやわらかい部分は、汁の実や、あえものにしたり、形を生かした切り方で、煮ものにしても。まん中の部分は、煮ものや焼きもの、炊き込みご飯などに。根元のかたい部分も薄切りにすれば、炒めものや煮もの、焼きものと、どんな料理にも使えます。すりおろして使ってもよいでしょう。
- 上部を厚みのあるくし形切りにする
-
上部を縦に半分に切り、さらに中心に向かって包丁を入れて、3〜4等分にします。形をいかした煮ものに。
- 上部を薄切りにする
-
上部を縦に半分に切り、それぞれを端から縦に薄く切ります。汁もの、炊き込みご飯などに。
- 下部を細切りにする(1)
-
下部を縦に半分に切り、切り口を下にして横に置き、半月形に薄く切ります。
- 下部を細切りにする(2)
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薄切りにしたものを少しずつずらして重ね、端から細く切ります。炒めもの、炊き込みご飯などに。
- 下部をさいの目にする(1)
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下部を縦に置いて、端から1cm幅に切り分けます。
- 下部をさいの目にする(2)
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平らに置き、端から料理に応じた幅に切り分け拍子木切りにします。
- 下部をさいの目にする(3)
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向きを横にして、端から同じ幅に切ります。煮もの、あえものなどに。

- ふき
- 春の山菜の一つ、ふき。日本原産で、全国の山野に自生していますが、一般に出回るのはほとんど…
基本の扱い方
- 板ずりする
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ふきはゆでる鍋の大きさに合わせた長さに切り、まな板に並べてまんべんなく塩をふり(1束に対し小さじ1程度)、手で転がしてまぶしつける。
- ゆでる
-
たっぷりの熱湯にふきを入れ、途中で上下を返しながら3〜4分ゆでる。いちばん太いところに爪を立て、やわらかくなっていれば、ざるなどに上げる。
- 皮をむく
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冷水にとってさましたら、根元のほうの切り口に爪を引っ掛けて、端をつまんで引き、皮をむく。
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