ヤンニョムいか大根


大根は薄めに切って、いかのうまみを含ませて
材料(2人分)
大根…1/4本(約250g)
白すりごま…大さじ1
ヤンニョム
・おろしにんにく…1片分
・おろししょうが…1かけ分
・コチュジャン、みそ、酒、砂糖…各大さじ1
・ごま油、塩、粗びき黒こしょう
作り方
- 大根は1cm厚さの半月切りにする。いかはわたごと足を引き抜き、胴は1cm幅の輪切りに、足はわたを除いて2本ずつに切り分ける。
- フライパンにごま油大さじ1を中火で熱し、大根をさっと炒める。いか、ヤンニョムの材料を加えてさっと混ぜ、水2カップを加える。煮立ったらオーブン用ペーパーで落としぶたをし、弱めの中火で15〜20分煮る。塩、こしょうで味をととのえる。
大根は煮る前に、ごま油でさっと炒める。コク、こうばしさがプラスされておいしくなる。 - 器に盛り、白すりごまをふる。
※カロリー・塩分は1人分での表記になります。
※電子レンジを使う場合は600Wのものを基準としています。500Wなら1.2倍、700Wなら0.8倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。
※レシピ作成・表記の基準等は、「レシピについて」をご覧ください。
プロのひとこと
ヤンニョムとは韓国の合わせだれのこと。見た目よりは辛くなく、こっくりした甘辛味!

- コウケンテツ
- 料理研究家。大阪府出身。旬の素材を生かした簡単でヘルシーなメニューを提案し、テレビや雑誌、講演会など多方面で活躍。プライベートでは3児の父親として日々子育てに奮闘中。親子の食育、男性の家事・育児参加、食を通してのコミュニケーションを広げる活動に力を入れている。著書は、「今日なに食べたい?」(新潮社)、「おやつめし」(クレヨンハウス)、「だけ弁」(扶桑社)「コウケンテツのおやこ食堂」(白泉社)など多数。
- カテゴリ:
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- 野菜のおかず > 野菜の炒め物 > 野菜の炒め物 その他
- 魚介のおかず > 魚介の焼き物・ソテー > 魚介の焼き物 その他
-
お弁当のおかず
> お弁当のメインおかず
- ジャンル:
-
- 韓国風
- レシピ作成・調理:
- 撮影:
-
- 日置武晴
このレシピの参考動画
食材の扱い方・ポイント

- いか
- うまみ豊かで、味にくせがなく、和風、洋風、中華風と幅広い料理に使えるいか。日本は世界でも…
基本の扱い方(するめいか)
- 足と内臓を抜く(1)
-
胴の部分に指を入れて探ると、胴と内臓をつないでいる部分が見つかります。ここに指を入れて、内臓と胴を引き離しながら奥までたどります。
- 足と内臓を抜く(2)
-
左手で胴を、右手で内臓を持って、そっと引き抜いて取り出します。
- 足と内臓を抜く(3)
-
胴の内側にプラスチック状の軟骨があるので、引き離して取り除きます。
- 胴の皮をむく(1)
-
胴の上部についている三角形のものがエンペラ。エンペラの上部を手で持って引きはがし、皮ごと下にひっぱります。
- 胴の皮をむく(2)
-
エンペラをはがした部分から、皮と身の間に指を入れてぐるりと皮を離し、そのまま下へ向けて引きはがします。
- 墨袋をはずす
-
鮮度が良ければ、“わた”も食べられます。塩辛やわた炒めなど、料理にわたを使うときは、“わた”についている墨袋を、破らないように注意しながら、静かに引きはがします。
- 足の処理をする(1)
-
目の下の部分を包丁で切り、足と内臓を切り離します。
- 足の処理をする(2)
-
足のつけ根に包丁で切り込みを入れて開き、中にあるかたいくちばしを除きます。
- 足の処理をする(3)
-
足の先を切り落とし、大きめの吸盤も包丁でこそげ落としておきます。足の皮はむかなくてもOK。
切り方
- 花切り(1)
-
いかを扱いやすい大きさに切り、内側に縦2〜3mm幅に浅く切り目を入れます。
- 花切り(2)
-
切り目を横にして置き、包丁をねかせて薄くそぎ切りにします。
- 花切り(3)
-
<調理例>ゆでると花のように開きます。
- 松かさ切り(1)
-
身の内側を上にして置き、包丁をねかせて斜めに2〜3mm幅に切り目を入れ、さらに、その切れ目と十字に交差するよう、2〜3mm幅の切り目を入れます。
- 松かさ切り(2)
-
身を裏返し、料理に応じた適当な大きさに切り分けます。
- 松かさ切り(3)
-
加熱すると、切れ目が松かさのように開くのでこの名に。黄身焼きなどに。
- からくさ切り(1)
-
まな板の上に、身の内側を上にして置き、包丁を寝かせて斜めに大きく切り目を入れます。
- からくさ切り(2)
-
身を裏返し、切れ目と直角になるよう包丁を入れて切り分けます。
- からくさ切り(3)
-
熱湯に入れるとからくさのように開きます。酢のものなどに。
冷凍の場合は
- 冷凍いかの解凍
-
冷凍いかをビニール袋に入れて、流水にあてて解凍します。暑い季節にはいかが傷む可能性があるので、冷凍庫から冷蔵庫に移して一晩かけて解凍します。

- 大根
- みそ汁、煮もの、炒めものからサラダまで、そして薬味の代表、大根おろしとして応用範囲の広い…
基本の扱い方
- 皮をむく(1)
-
1)皮に近い部分は繊維が多く、煮てもやわらかくならないので、大抵皮をむいて使います。約5mmを目安に厚めにむくと、口当たりよく仕上がります。
- 皮をむく(2)
-
むいた皮はせん切りにして、炒めてきんぴらにしたり、干して自家製の切り干し大根にするなど、むだなく利用できます。
- 面取り
-
大根の切り口に角があると、加熱調理したときにくずれやすいので、切り口の角を削るように、少々切り取ります。削った角はみそ汁の実などに利用して。
切り方
- 輪切り
-
横に厚さをそろえて切ります。切り口の形は円形。厚さは作り方の指示通りにします。
- 半月切り(1)
-
扱いやすい長さに切り、皮をむいてから縦半分に切ります。
- 半月切り(2)
-
切り口を下にして置き、同じ厚さに切ります。輪切りでは大きすぎるときに用いられます。
- いちょう切り(1)
-
使う分量の長さに切り、縦四つ割りにします。
- いちょう切り(2)
-
端から1〜2mm厚さに切ります。切り口の形がいちょうの葉に似ているのでこの名に。厚さをそろえて切るのがポイント。
- 細切り(1)
-
5〜6cm長さに切り、縦に薄切りにします。このとき、薄く切れば切るほど仕上がりがきれいに。
- 細切り(2)
-
薄切りにしたものを重ねて、端から細く切ります。
- 拍子木切り(1)
-
長いものは4〜5cmに切って皮をむき、1cm程度の幅に切ります。
- 拍子木切り(2)
-
さらに縦1cmの幅に切り、4辺の幅がそろった棒状になるように切ります。煮ものや漬けものなどに、用いられます。
- さいの目切り
-
拍子木切りにしたものを横にして、さらに1cm幅に切って、さいころ状にします。それよりひと回り小さい、5mm角程度の大きさのものは「あられ切り」といいます。
- 色紙切り
-
1cm四方の色紙切りなら、1辺の幅が1cmの拍子木切りにし、小口から1mm厚さくらいの薄切りにします。
- 短冊切り
-
4〜5cm長さに切り、縦に1cm厚さに切ってから端から1〜2mm幅に切ります。
- 乱切り
-
全体を回しながら斜めに包丁を入れて、大きさをそろえながら切ります。
- なた切り
-
まな板の上に置かず、手で持って回しながら包丁で同じくらいの大きさに切ります。鍋の上で切って、直接入れることもできます。煮ものや鍋もの、汁ものなどの料理を作るときに。
- かくし包丁
-
大根などの大きいものの火の通りをよくし、味のしみ込みもよくするために、見えないところに包丁で切り込みを入れます。野菜の厚みの1/3ぐらいまで入れるとよいでしょう。
- かつらむき
-
大根を必要な長さに切ったら、体と直角になるように左手で持ち、皮を厚めにむき取って、太さが均一な円筒形に整えます。左手で大根を右に回しながら、右手の親指で包丁を前後に滑らせて、薄くむくように切ります。
●かつらむきにしたものは、3〜4枚重ねて、端から繊維に沿ってごく細いせん切りにし、水にさらして、刺し身のつまなどにします。
かつらむきにしたものを、くるくると巻いて、端から繊維に対して直角に切っていくことも。これは、刺し身の下に敷く“敷きづま”としてよく使われます。
保存
- 保存するときは
-
大根は日がたつと、切り口から水分が蒸発し、“す”(一種の空気穴)が入りやすくなるので、切り口をぴったりとラップでおおって保存を。
生食しない分は、下ゆでして保存(冷蔵庫で4〜5日保存可能)するのもおすすめです。
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